江濃国境「虎子山」
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上=伊吹山北尾根を眺めながら登る
左下=貝月山の山並み  右下=ブンゲンの山並み
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 国見岳スキー場を見ながら林道を上がる。除雪の終点に着くと、2台の車があり踏み跡もある。先行パーティがあるようだ。10時過ぎに国見峠へ向かう。峠には11時過ぎに着く。「この峠道は近江と美濃を結ぶ歴史の間道であり、塩と絹の道として往来する村人の暮らしの道」と説明がある。
 伊吹北尾根が鮮明に見える。急登の尾根に取り付き、貝月山〜ブンゲンの山並みを見ながらぐんぐん高度を上げていく。ブナ林の中を抜けていくと、緩やかな1163mピークからの尾根が白く美しい。伊吹の北尾根が左手の方向に変わる。虎子山へのヤセ尾根には雪庇が張り出しており、下にまわり込んで氷柱を口にする。まもなく山頂に着く。尾根の通過点のようなところだ。
 少し先へ行き、貝月山・ブンゲンの山並みを間近に見て、風を避け木陰で昼食にする(12時35分)。気圧の変化だろうか? 冷気が忍び寄り小雪が舞ってきて視界が悪くなる。13時10分に下山を開始すると、再び視界が開けて、雲海が流れるように東から西へと移動していく。空気は澄んで、周辺の山並みもたいへん綺麗で、後ろ髪を引かれるような思いで降りていった。14時25分、峠まで来ると陽射しもあり小休止する。15時25分、車に到着。山を離れるころ小雨が降ってきて、変化の激しい早春の1日だった。
・日程=3月20日(日)
・参加者=5名
・リーダー:千田博之
・コース=国見岳スキー場〜国見峠〜虎子山
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