湖西「山崎山」
space
space
space
4012_14012_2
space
space
space
4012_34012_4
space
space
space
4012_54012_6
space
space
space
左上 海津天神社、右上 山崎山にて
左中 大谷山(掘り出した三角点)、右中 大谷山
左下 大谷山〜仲仙寺参道への尾根、右下 仲仙寺裏の観音様 
space
space
space
 今冬は久々の厳冬だった。しかし急激な春の訪れ、最近の雨の多さに、梅と桜の開花時期が変化している年だろうか?。
 リーダーが「海津天神社はけっこう有名な神社だそうです」との説明。ここのスタートは9時18分だった。里山の雪は少ない。取付き時には、雪は無かった。2.5万海津の地図には登山の線はない。バリエーションコースになるだろう。  植林の中を、リーダーの後について黙々と登る。 まず、山崎山に到着。可愛らしい木のプレートが小枝に下がっている。地図に三角点のマークがある。
 見当をつけて探してみると、四等三角点が「こんにちは、よく来てくれたね」と挨拶をしてくれた。全員タッチして満足満足 !(10時23分)
 北へルートをとり大谷山へと,向かう。 高度170mほどの急登に、どっと汗が吹き出てくる。ここにも、小さなプレートがある。今度は雪の下の三角点探しにチャレンジする。11時20分、出てきた三等三角点との出会いに、一同いっそうの感激を味わう。  残雪の楽しさを充分に味わい、陽だまりで小さい焚き火を囲み昼食にする。たっぷりと休養をとり、次の独立標高点(440m)へ移動する。満腹での歩きはこたえるなあ。
 リーダーは、支尾根に入らないよう注意の読図をしながら、慎重に林道に到着。一本入れて、13時40分過ぎ「仲仙寺」を目指す。  14時09分到着。訪れる人も少ない、荒れた裏参道(?)であった。住職の常駐なしでは無理もないことかな? しかし、清掃道具が置いてあり、地域に根ざした観音様のお寺のようだ。
 仲仙寺の裏側は、三十三体の木彫りの様々な観音様で囲まれている。その昔、野に降りた修験の教えの名残であろうか? あるいは普及した観音宗教だろうか?。
 さて、今日のフィナーレ仲仙寺山へ。お寺の右側から廻り込む。雪で木の周り以外は地肌は見えない。  突然、目の前を薄茶の野ウサギが駆け出していった。 痩せてはいなかったなぁ(栄養満点)。ここまで、雉の飛び立ちも拝見した。後になるが、2〜3頭の鹿の姿も拝見する。けっこうな里山である。しかし、仲仙寺山の三角点の掘り出しは無理だった。見当の場所には1mの積雪が邪魔をした。
 低山だったが、やや腐った残雪に時折ズッボッと足をとられ、けっこうくたびれた楽しい山行であった。りーダーは地図を見ながら、またまた慎重に近くの集落へと誘導してくれた。
 ささやかなフキノトウを手土産に、春の陽だまりは過ぎていく……。豊かさを加えた思い出のページが増えて、閉じる。  余韻に浸る、良い山行だった……。(児島記)

・日 程=3月11日(土)
・参加者=7名
・リーダー=千田博之
・コース=JRマキノ駅〜海図天神社〜山崎山〜大谷山〜仲仙寺山〜山中バス停〜JRマキノ駅
space

space
space
「最近の活動」ページへ戻る
space
space
space
contents
space
to_top
space