日光・上州「神戸山・男体山・アヤメ平・榛名山・赤城山」
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左上=戸神山の急登   右上=山頂にて
左下=男体山山頂で  右下=アヤメ平にて
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左上=木道を行く   右上=ニッコウキスゲの群落
左下=榛名富士の展望  右下=黒檜山山頂にて
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 今年の梅雨は異常で、豪雨などで計画の変更が生じた。予定の皇海山は、林道の不通で登れなかった、梅雨の末期ながら雨にはほとんど降られず、曇りや霧が多く、天候が安定していないので、無理のない5ヶ所の山に登った。
 27日(木)早朝に新幹線で京都を出発し、13時過ぎJR沼田に到着した。迎えの車ですぐ近くにある、美しい円錐形の戸神山(とがみやま772m)に登る。ちょうど晴れて暑く、岩のある急登で大汗をかく。山頂からの展望は素晴らしく、赤城山・皇海山・武尊山など、当地の沼田では有名なハイキングの山であった。宿の戸倉に泊まる。
 28日(金)は男体山で、日光戦場ヶ原を通り、志津峠登山口から登る(女峰山方面の登山口)。はじめは北方の山々が見えていたが天候は悪くなり、一等三角点の山頂は霧の中。すぐ近くの岩に刀が立ち、鳥居があり二荒山神社(ふたあらさん)の奥宮であった。そのまま南方の中禅寺湖に下る。山頂付近の赤いガラガラの火山礫を過ぎ、大きな岩のある歩きにくい道を下り、中禅寺湖畔の立派な二荒山神社中宮に下山する。もう霧は無い。帰りに、戦場ヶ原の先にある湯の湖から流れる、水量の多い湯滝(見事なナメ滝)を見て宿に帰る。
 29日(土)。宿の前のバス停から鳩待峠へ。今日は、ここから稜線伝いに霧の中をアヤメ平に登り始める。ほとんど人気の無い樹林の中の木道を進み、湿原のアヤメ平(1969m)は、一面に小さなキンコウカの黄色の花が咲いていた、以前に踏み荒らされた跡の、植生の回復が行われているが長い期日がかかるらしい。ここからの燧ヶ岳の展望を期待したが、霧の中だった。富士見峠から尾瀬ヶ原にコ−スを変更して下山した。
 このコ−スの木道は、濡れていると非常に滑りやすく危険で、何回も転び神経を使う歩きになった。他の大勢のグル−プでは、滑って重傷者が出た(骨折と脳震とう)。尾瀬ヶ原では晴れていて、急に大勢の人になった。ニッコウキスゲもまだ残りがあり、ワタスゲの穂、池塘には小さなヒツジクサの花と赤いモウセンゴケなど、まだいろいろな花が見られた。尾瀬ヶ原に下って良かった。十分楽しんで鳩待峠に登り、バスで宿に帰る。
 30日(日)。少し遠いが、榛名山の最高峰の掃部ヶ岳(かもんがだけ1449m)に行く。渋川の近くで、晴れた暑い日になった。有名な赤下駄の伊香保温泉を通り、赤城山と同じ火山の山で観光地となっている。榛名湖畔から杖ノ神峠の登山口(1200m)で下車し、急な坂道を登る。稜線からの展望は素晴らしい。掃部ヶ岳の山頂を踏んで榛名湖畔へ。途中で見る榛名富士と榛名湖は絵になるが、写真ではもう一つ。榛名富士にはロープウェイで登り、一等三角点と少し雲の出た展望を楽しんで湖まで急坂を下山する。再び長い帰路で、途中の尾瀬岩鞍で、スキ−場にユリ50万本の「ゆり園」(最近出来たイベント)に立ち寄り、色とりどり咲いた大きなユリの花は見事だった。
 31日(月)。帰京日で、荷物を全部車に積み込み、赤城山の大沼湖畔で黒檜山(くろびさん1828m)登山口に着く。黒檜山は赤城山の最高峰で、昨年は地蔵岳(一等三角点=1674m)に登った。沼から上の峰は霧がかかり、軽いザックでガラ場の多い急坂を登り、山頂では空は晴れているのに周囲の展望はない。駒ヶ岳へ縦走して、木道や鉄の階段を下り大沼湖畔に下山する。これで、全員無事すべての登山は終了した。富士見温泉で昼食と汗を流し、JR新前橋駅から東京経由で帰京した。

・日 程=7月27日(木)〜31日(月)
・参加者=7名
・リーダー=萩原孝一
・コース=27日 戸神山登山口〜戸神山〜不発知
     28日 志津峠〜男体山〜二荒山神社中宮登山口
     29日 鳩待峠〜アヤメ平〜富士見峠〜尾瀬ヶ原〜山の鼻〜鳩待峠
     30日 杖の神峠〜掃部ヶ岳〜榛名湖畔〜榛名富士〜登山口
     31日 黒檜山登山口〜黒檜山〜駒ケ岳〜大沼
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