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| 笠山頂上にて |
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| 近鉄で長谷寺へ。駅前からタクシー２台に分乗して滝倉の集落に着く。まず嵩444.5mをめざして歩き出す。コンクリートで固められた、軽が１台やっと通れるぐらいの林道であるが、これが急登でしんどい。登れど登れどこの急登が続く。いきなりの苦しい坂で、顎が上がる。登りきると楽になり、いつものペースが戻った。 最初の嵩444.5mはわかりにくいところであったが、測量の跡があり発見できた。いちど下って道路に出て、笠集落のなか県道（？）を行く。道路脇で昼食にする。いつもの賑やかな時間となり、コーヒータイムのあと出発する。地図とコンパスのにらめっこでも判りにくい。しかし、リーダーの読図はさすがである。笠の頂上513.9mに立った。あとムクロジをめざすがわからず、天候も下りぎみのため次回の宿題として下山する。 道路に出たが現在地がわからない。タクシーを呼ぼうにも、自分達のいる場所がわからず電話もできずにいた。とりあえず地名のわかるところまで歩こうということになり、歩き始めたそのとき、まさに天の助けのように天理行の路線バスがきた。停留所ではないが、皆で手を上げるとバスは停まってくれた。親切な運転手さんで、山間部は停留所でなくても停まるとのこと。そして、「もう少し歩けば一区間安くなる苣原（チシャワラ）でしたのに」とも言われたが、降車時には全員一区間おまけしてくれるやさしい運転手さんであった。天理から近鉄に乗って走り出すと、窓に雨があたりだした。グッドタイミングだった。（坂井 記） ・日 程＝２月22日 ・参加者＝９名 ・リーダー＝西尾寿一 |
