中央アルプス「三ノ沢岳ほか」
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左=フシグロセンノウ  右=カワラナデシコ
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左=マツムシソウ  右=オミナエシ
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高鳥屋山山頂
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極楽平への登山道から千畳敷カールと宝剣岳
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左=アキノキリンソウ  右=ハクサンボウフウ
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三丿沢岳山頂
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 8月29日(土) 飯田 高鳥屋山1398m(たかどややま)梨子野山1314m(なしのやま)
 飯田インターから鳩打林道へ。鳩打峠のトンネルの手前に駐車場があり、東屋が設置されていて登山口となっている。 登山口から僅かの登りで鳩打峠に着く。その昔、木曾と伊那を結ぶ峠の一つとして、多くの人々が行き来したであろう雰囲気を感じさせる峠である。
 峠から稜線の1362mピークまでは急登で、登り切った平地で小休止とする。高鳥屋山から梨子野山へと続く縦走路は、小さなアップダウンは続くが、後は緩やかな明るい自然林の気持ちの良い稜線歩きとなる。随所に歩程標も設置されている。可憐な小さな花々が我々の目を楽しませてくれる。高鳥屋山頂は小広場となっており、展望は良いものの南アルプスの山並みは薄雲がかかってもう一つだった。大休止の後、梨子野山に向かう。梨子野峠への道と別れ、背丈ほどの笹を掻き分け梨子野山に着く。全く展望もきかない山頂らしからぬ山頂で、二・三の山名標が淋しげにぶら下がっていた。小休止の後、往路を登山口まで戻った。
・コース=登山口(11:25)〜鳩打峠(11:40)〜稜線(12:03)〜高鳥屋山(12:35)〜松沢分岐(13:05)〜
     梨子野山(13:40)〜高鳥屋山(14:30)〜鳩打峠(15:08)〜登山口(15:15)

 8月30日(日) 中央アルプス 三丿沢岳
 今山行のリーダーの眼目であった中央アルプスの隠れた穴場、主脈の縦走路から外れ木曾側に雄大な姿を見せる山、三丿沢岳をめざすという。
 朝一番のロープウェイで千畳敷に到着。支度をして極楽平に向かう。島田娘山腹の急斜面を登る。今年は天候不順のせいで開花が遅れ、「まだ充分楽しめる」とホテルのオーナーが言っていたが、色とりどりの花々が我々を歓迎してくれる。青空に千畳敷カールや宝剣岳が映える。極楽平で三丿沢岳がその姿を見せる。正面に宝剣岳を眺めながら、緩やかな稜線を三丿沢岳への分岐へ。ここから三丿沢岳への歩行が始まる。小さな岩峰を巻きながらいったん200mほど下り、小刻みにアップダウンを繰返しながら山頂をめざす。ハイマツと岩礫の道を進む。ハイマツが道を覆う所もあっていささか歩き辛い。やがて大岩石に囲まれた山頂に到着、記念撮影をして大休止とする。夏山シーズンも終わり近く、さすがに登山者も少な、く落着いた静かな雰囲気を味わう。
 帰路は中央アルプスの山塊を眺めながら来た道をゆっくりと、最後の三丿沢岳分岐への登り返しを苦しみながらも極楽平に戻る。後は千畳敷に下るだけとルンルン気分で山行を終える。
 今回の山行は、地図を見て感じていたより予想外に疲れたが、雨の予報を覆す晴れに恵まれ、魅力溢れる三丿沢岳を存分に楽しみ充実した山行であった。
・コース=千丈敷(7:00)〜極楽平(7:43)〜三丿沢岳分岐(8:05)〜三丿沢岳(9:55〜10:15)〜三丿沢岳分岐(12:10)〜
     極楽平(12:37)〜千丈敷(13:10) (荒木 記)

・日 程=8月29日〜31日
・参加者=11名
・リーダー=千田 博之
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