六甲「東お多福山」
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お多福山頂上にて
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左=紅葉が始まった登山道  右=秋空をバックに六甲最高峰にて
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ススキと神戸港
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 絶好の登山日和、快晴に近い秋空が広がる中の山行となる。阪急電車を乗り継ぎ、阪急芦屋川駅に降り立つ。駅前にあるバス停よりバスに乗り込む。高級住宅が建ち並ぶ道をバスに揺られながら高度を稼ぐ。芦有道路に入り、東お多福山登山口にて下車。
 我々と同人数ぐらいのグループが先を歩く。少しペースが遅く、イラつきながら東お多福山頂上(標高697m)に到着する。山頂広場では登山者が思い思いの場所で休んでいる。ここからの展望は神戸方面が開けており、少しモヤがかかってはいるが港の景色が手に取るように見える。
 いったん土樋割峠(どびわりとうげ)へ下り、広い林道歩きとなる。本庄橋に向けて少し下り、沢を渡ると最高峰へ向けて急登を登る。七曲りと呼ばれる長い坂道を辛抱強く登る。
 高度を上げるにしたがい、葉の先が黄色や赤に変わりつつある樹林の中を歩くようになる。まだまだ紅葉とは呼べないが、秋を感じながらの登りとなる。
 ドライブウェイを走る車の音が聞こえ出すと一軒茶屋に着く。その横のアスファルト道を山頂に向けて最後の力をふりしぼる。ススキが目立ち始めると広い山頂(標高931m)に到着する。広場にポツンと「六甲山最高峰」と書かれたポールが立っている。他に登山者の姿はなく、我々グループのみで山頂を独占する。
 記念撮影を済ませ、ススキに囲まれた場所で秋を満喫しながらの昼食となる。休日に来れば、おそらく登山者で溢れかえっていることだろうと思う。
 ここからはドライブウェイに沿って極楽茶屋へと向う。階段の上り下りに耐えながら、下山口となる極楽茶屋に到着する。ドライブの途中なのか、女性二名が軽装で展望を楽しんでいた。汗だらけの我々は早々に紅葉谷へと入る。
 緑・黄・赤が混じった谷を下りて行く。石がゴロゴロした道で、周囲を楽しむより足もとに注意が必要な道だ。七曲滝や百間滝への道へは入らず(難路と書かれているので)ただひたすら有馬温泉めざして下る。ロープウェイが見え出すと有馬温泉は近い。
 温泉街に入り、今日は「銀の湯」に入ることにする。入湯料550円を支払い、ゆっくりと温泉を楽しむ。後は有馬から大阪梅田までの直行バスに揺られて帰るのみとなる。(今村 記)

・日 程=10月22日
・コース=東お多福山登山口バス停(10:00)〜東お多福山(10:45)〜土樋割峠(11:00)〜一軒茶屋(11:45)〜
     六甲山(11:55〜12:40)〜極楽茶屋(13:15)〜有馬温泉(15:00)
・リーダー=今村克美
・参加者=9名
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