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| 曇り空で寒波のきた朝９時にJR花園駅へ集合して、すぐ近くの双ヶ丘に向け歩き出す。この丘は公園として、ゴミもなく市民の良い憩いの場所になっていた。街中を少し歩き、仁和寺の静かな境内に入りお参りする。裏山に「成就山八十八カ所霊場」と呼ばれる巡拝コ−スがあり、一番の祠から歩きいてお参りした。青空も見られる天気になり、途中から東の衣笠山への山道に進む。この先は迷い易い道が多く、愛宕山稜線のよい展望台にも寄った。御陵さんも多く、南の市街の展望のよい一条天皇陵にもお参りして、登り下りしながら最後の急坂を登って衣笠山に着く。広場はあるが雑木林で展望はない。 昼食のあと下山し、再び街中を歩いて北東方向の大文字山に登る。金閣寺の裏山にあたるこの大文字山は、防火のためにも簡単には入れない。どこでも同じだが、火の用心が大切である。薮道で倒木も多い尾根を南に下り、左大文字の火床に出る。そこには、20日（日）の高校駅伝を放映するNHKの仮中継所が設置され担当者もいた。ちょうど晴れていて光線もよく、市街が立体的に見え素晴らしい展望に恵まれた。西には金閣寺の庭園、その後ろに歩いてきた衣笠山と左に小さく双ヶ丘が観られた。少し戻り、東に下山して金閣寺近くで解散する。今日は、京都市西北部の社寺仏閣や住宅の裏山がどのようになっているかなどを観ることができた。（萩原 記） ・日 程＝12月16日 ・コース＝JR花園駅（９：00）〜双ヶ丘（９：45）〜成就山霊場（10：15）〜衣笠山（12：00）〜左大文字火床（14：00）〜 金閣寺近く（14：20） ・リーダー＝萩原孝一 ・参加者＝18名 |
