湖南「岩間山」
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岩間山山頂
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左=奥宮の展望台から湖東を望む  右=上醍醐からの岩間山
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 今日の例会は、西国十二番札所の岩間山正法寺から十一番札所である上醍醐寺までの旧巡礼道を逆に辿る里山ハイキングである。
 毎月17日は岩間寺のご縁日となっており、お寺まで直行バスが運行している。長い上りのアプローチを避けて、このバスを利用して高度を稼ぐことになる。
 バスを降りると、すぐ横に受付があり、入山料300円を支払い境内へと入っていく。無料休憩所でおぜんざいの接待を受け、身も心も温かくなったところで出発。ぼけ封じ観音・雷除観音と呼ばれているご本尊に祈願をして、奥へと進む。
 岩間寺霊木の一つである長寿の桂を見ながらさらに奥へと進む。広い参道から脇道に入り、岩間山山頂に出る。ここは広い台地となっており、大きな観音様がコンクリートの台座に鎮座されている。
 元の道に戻り、奥宮社に着く。遠く近江冨士や琵琶湖がよく見える展望台がある。階段を登り、奥宮に参拝して逆方向の階段を下る。広い無料駐車場には、休日になるとワンボックスカーがオフロード用バイクを積んで集合してくるそうだ。
 駐車場奥の小屋横より下る地道を、東笠取めざして下りていく。集落に入ると、東海自然歩道に出合うが、我々は旧巡礼道を辿ってひたすら登っていく。峠に出ると、清瀧社が静かに佇んでいる。どうやら無人のようだ。ここからは、車道が西笠取に延びているが、西国古道と書かれた山道へと入り、西笠取に向けて下りていく。
 集落が見えてくると、奥の方には小学校やキャンプ場、アスレチック、バーベキュースペースなどが広がっている。アクトパル宇治という野外活動センターである。バーベキュースペースの一部を借りて昼食にする。他には誰もハイカーの姿は見えない。
 集落を通り、上醍醐へ向かう予定であったが、ここのアスレチック上方に展望台が見え、さらに地図で確認すると、その上には三角点があるとのことで、その方向に向かって直登する。
 展望台までは階段になっており、辛抱強く登ると展望台に着く。ここからの眺めは西笠取集落を眼下に、本日登ってきた岩間山の大きなアンテナなどが見渡せる。ここからの登りは、踏み跡を頼りに尾根伝いに高度を上げていく。鉄塔を潜り、少し登り返すと本宮の峰山頂だ。三等三角点があり、標高476.1mとある。
 ここから上醍醐に向かう。途中右に下りる道があり、東の覗きとある。時間もたっぷりあるので道草していく。ここの眺めも良く、岩が切れ落ちている。元の道には戻らず、このまま奥の院道を進む。途中にある奥の院へ寄り道してお参りする。鳥居を三つほど潜り抜けると、すぐに上醍醐開山堂に到着する。五大力堂にもお参りして、後は醍醐三宝院めざして一目散に下りた。(今村 記)

・日 程=2月17日
・コース=岩間寺(9:15)〜清瀧社(10:25)〜アクトパル宇治(11:00〜11:40)〜本宮の峰(12:30)〜
     上醍醐開山堂(13:15)〜醍醐寺(14:15)
・リーダー=今村克美
・参加者=7名
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