丹波「砥石山〜三峠山」
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左=砥石砕石場跡  右=砥石山山頂
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左=三峠山(P539mより)  右=行程地図
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 今日のコースは、丹波の名峰=砥石山から三峠山まで、幾つものピークを越える低いながらも長距離コース。寒冷前線の通過で昨夜は雨・風とも強く、風雨の音を聞きながら寝床についた。お天気の回復は早く晴れ模様。だが、中国から思わぬプレゼントが、黄砂だ。町全体がベールに包まれたようにぼやけている。これほど濃い黄砂ははじめて。山陰線の下山駅に向かうが、又またハプニングが。八木駅近くで架線にビニールの付着物が見つかり亀岡止まりとなる。復興まで待って居られないので園部までタクシーを使い、園部から再びJRで下山駅にようやく辿り着いた。田園風景の向こうに砥石山が見える。
 「丹波富士」「質美富士」と呼ばれるだけあって、三角錐の綺麗な山だ。北久保林道へ入る道を見過ごし、車道を随分歩いてから地元の人に聞きながら引き返す。林道終点から急斜面を直登。秋は松茸山になり登山は禁止されている。砥石と名が付いているように、昔は良質の砥石が採れた所で、途中に砥石採掘場が残っている。洞窟の中はかなり奥まで続いているようだ。砥石の残石が沢山散らばっていたので、記念に一つザックに入れる。
 採掘場から20分ほどさらに急斜面を登ると、砥石山(535m)三等三角点に到着。雑木林に囲まれ、狭い山頂だがここで昼食タイム。
 砥石山から三峠山へと続く、北西に延びる尾根は踏み跡程度の道で、小さなアップダウンの連続。稜線上は台風並みの強風に吹き飛ばされそうになりながら、地図で何度も現在地を確認しつつ進む、P552の地点で朝のロスタイムもあり、三峠山はカットしてP539から林道に出て安栖里の村落に向かうことに決定。独標514mで林道と分かれ、杉の植林帯を抜け、小さなJRの安栖里駅に着いた時は、日も暮れかかり雨も降ってきた。リーダーはじめ皆さんお疲れ様でした。(堀田 記)

・日 程=3月21日
・コース=下山駅(9:50)〜林道終点〜砥石採掘場(12:05)〜砥石山(12:40〜13:20)〜P510(14:05)〜
     P552m(15:30)〜P539m(16:30)〜安栖里駅(18:00)
・リーダー=千田博之
・参加者=9名
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