丹波「虎臥山」
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左=登山口   右=但馬竹田駅
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左=本丸   右=南千畳
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竹田城址天主
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 今年の干支「虎」の名が付く山を求めて、但馬竹田城址(虎臥山城)を訪ねた。青春18キップを利用して、山陰線と播但線を乗り継いで但馬竹田駅へ正午ごろ着いた。竹田城址登山口は駅裏にあり、見えているが降りられず、回り道をして行くことになる。竹田駅舎は黒瓦を葺いた趣のある木造屋だ。駅の裏山の山頂付近に石垣らしいのが見え、これが竹田城址のようだ。駅から左へ40mのところに、用水路が線路を潜っている横に道があって、背を屈めて線路を潜るのが近道だ。駅裏に戻れば竹田城址を記す石柱があって、ここが登山口である。林道を暫らく行くと分岐があり、右の山道に入る。道しるべもある。樹間の中を30分ほどで舗装道路に出る。近くにある駐車場からの道である。
 ほんの少しで石垣に出合えば大手門で、石垣の間の石段を上がれば北千畳に着く。北方面に東床尾山が見える。二の丸・三の丸の先に、一段と高い石垣の上に多くのハイカー達が立ち並んでいる。本丸の石垣では、頼りない梯子が架かっている上に360度の展望が開け、炎天下にもかかわらず涼しげな風が吹き抜けていた。三等三角点が埋もれている。
 眼下に竹田城下と蛇行する円山川を俯瞰できて、丹波・但馬の山並みが連なっている。南千畳から見る本丸は、往時の兵達が守り戦ったところとして偲ばれる。出入口は1〜2箇所で逃げ場がなく、攻めあがれない山城なのだ。山名氏が築城し徳川家康が廃城して久しいが、手入れをされ保存されている。
 因みに、映画「天と地と」のロケ地で一躍有名になった。早朝の雲海や月見に良いが遠い!(北川 記)

・日 程=9月5日
・コース=但馬竹田駅(12:25)〜登山口(12:30)〜分岐(12:35)〜林道出合(13:00)〜大手門(13:05)〜北千畳〜
     二の丸・三の丸〜本丸(13:15〜13:25)〜南千畳(13:30〜14:05)〜登山口(14:35)
・リーダー=北川嘉康
・参加者=16名
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