湖北「横山岳」
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林道より見上げる横山岳
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横山岳山頂で
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左=奥美濃遠望  右=近江一のブナ林
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 広々とした駐車場、真新しい休憩所の白谷登山口に着いた時には青空が少しのぞき、予報での雨の心配は全くなし。一台の車を東尾根下山口にデポする。登山口に置いてあった木之本町観光協会発行の立派な登山案内図をいただき、白谷本流コースを全員軽やかに登山開始。植林された林を登りきると、休日にもかかわらず作業ダンプの走る林道へ。太鼓橋より再度登山道に入り、すぐに経ノ滝。水量は充分ある。
 歩きにくい沢沿いの急な道をあえぎながら進むが、色づいた木々が眩しいほどに青空が広がり疲れを癒してくれる。一汗かいて五銚子ノ滝に着き小休止するが、ここからが大変。小枝やロープに捉りながらの滝の高巻きが終わると、山頂までの長いながーい急登が続く。時期が良ければ、沢山の花が咲き乱れるこの尾根も今はチラホラ。途中小休止できるような平坦な所はほとんどなく、やむなく斜面での休息とする。胸突坂を黙々と歩き頂上へ。山頂は1131mの二等三角点。いつもは沢山の人で賑わうこの頂も、到着時間が遅かったせいか数人の登山者のみ。大きな物置小屋があり、その上に上るとよく晴れた湖北の山並みや、岐阜県境の山並みが見渡せるが、白山はあいにくの霞の中だった。昼食後、下山は予定どおり東尾根に向かう。痩せ尾根の岩場を過ぎると東峰。ここは横山岳(西峰)よりずっと眺望は良いが狭い。しばらく下るとブナ林が現われる、さすがに近江一番のブナ林とあって下山道分岐まで延々と続き、左右に広がるブナの黄葉は、傾きかけた陽を受けてひときわ美しい。途中少し寄り道をして、ブナ林の縦走路脇にひっそりと埋設された標高865mの三角点にタッチ。分岐に戻り、よく踏まれた下山道を400mほど降りると車をデポした林道へ着く。
 帰りの時間稼ぎのために、7人乗りミニバン1台に11人を詰め込んで登山口まで戻る。周りの山々はまだ輝いていた! (加来 記)

・日 程=11月7日
・コース=横山岳白谷登山口(9:50)〜経ノ滝(11:00)〜五銚子ノ滝(11:30)〜横山岳(13:00〜14:00)〜東峰(14:20)〜
     尾根筋分岐(15:00)〜東尾根下山口(車デポ地=16:00)
・リーダー=住吉 実/サブリーダー=林本佐千枝
・参加者=11名(会員外1名)
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