北山「愛宕山(愛宕シリーズ11)」
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左=パノラマ道を行く  右=月輪道からの展望
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愛宕神社境内にて
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空也ノ滝での修行者
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 京都市内は晴れていたが、保津峡のトンネルを出るとこの辺り独特のガスが降りていた。保津峡駅に集合したのは最終21名と、大人数の賑やかな例会となった。水尾川に架かる赤い橋を渡り、府道を右へ少し行くとツツジ尾根の登山口となる。すぐに急登となり、20分ほど辛抱強く登ると道は緩やかになってくる。樹木の葉は落ち、展望の良い明るい尾根歩きだ。正面に見え隠れする愛宕山に吸い寄せられるように高度を上げていく。
 12月だというのに汗が滴り落ちてくる。やがて杉に囲まれて薄暗い荒神峠に到着する。この峠は庚申峠とも呼ばれ、水尾と落合を結び昔は茶屋もあったとのこと。米買道を横断し、急坂に取付く。約30分辛抱して登ると表参道と合流する。しばらく表参道を進み、八合目樒小屋前から山道へと入る。京都市街が展望できるパノラマ道は勾配の少ない緩やかな道だ。
 黒門辺りで再び表参道に合流し、そのまま境内へと入っていく。今日はこれぐらいの高度でもあまり寒さは感じられない。境内で昼食を済ませ、下山は大杉谷を下る。月輪寺道から下り始め、大杉谷への道へと入っていく。第4ベンチ付近から左岸道への下山口を探りながら下りていく。植林帯の中で作業道か山道か分からない不明瞭なもので、倒木と格闘しながら谷へと下る。やがて踏跡のついた細い道となり、登山道らしくなってくる。傾斜も急で慎重に下る。沢に近づいたり離れたりしながら、谷に沿って忠実に進む。
 最後に少し登り、その後は一気に下る。下りきったところが空也ノ滝近くとなる。今まであまり寄ることがなかったので今日は寄ってみた。滝の下では信者の方であろうか、般若心経を唱えながら修行をしておられた。その気迫に我々はしばし足を止める。
 林道に出て、月輪寺の駐車場を拝借してお茶タイムを取り、しばし体を温める。あとは林道を清滝に向けて歩くのみだ。(今村 記)

・日 程=12月5日
・コース=保津峡駅(9:00)〜庚申峠(10:00)〜表参道七合目(10:45)〜愛宕神社(11:25〜12:15)〜
     空也ノ滝(14:05〜14:30)〜清滝(15:00)
・リーダー=今村克美/サブリーダー=北川嘉康
・参加者=21名
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