北山「地蔵山・愛宕山」
space
space
space
4547_14547_2
space
左=越畑まで車道を歩く   右=芦見峠
space
space
space
4547_34547_4
space
左=地蔵山への尾根   右=愛宕表参道「黒門」
space
space
space
4547_5
space
西向地蔵
space
space
space
 毎年2月、立春過ぎに愛宕参道の一つ、越畑から愛宕詣をしているのだが、最大の楽しみは雪見登山。気候変動による積雪の多少等で、いろんな景勝を見せてくれるのが楽しみなんだ。昨日来、京都北部の山沿いは雪が降っているので、どんな雪山山行なるのか楽しみと不安が交錯する。
 亀山盆地の一面の雪景色を見つつJR八木駅に27名が降りた。列車と連結していた「神吉経由越畑・原」行のバスに乗るが、積雪と路面凍結で越畑にバスが行かず、越畑口で下ろされ車道歩きをすることになった。よくあることで、25分歩けば登山口の越畑集落に着く。
 集落で20cmの積雪を踏みしめ、人家の軒先を通って芦見峠に向かう。雪質が良いので、足元にまとわり付かないのが心地よい。峠でアイゼンを着装して(ワカンは様子見)、地蔵山への北尾根に取り付く。旧越畑スキー場までは杉林の中だったが林を過ぎると低木帯となり、開けて積雪も多い分、雪のロケーションがすばらしくなるのだ。樹氷が良い。欲を言えば、青空であれば写真に収めるのに彩が良いのだが……。残念、曇りだ。吹き溜まりの尾根筋は、アセビ林に積もる雪のたわみと積雪でルートが塞がれ、匍匐前進の連続で全員雪まみれになって西向地蔵のフェンスに辿り着く。積雪は深いところで80cmある。ここのロケーションも申しぶんない。7〜8分杉林を行けば地蔵山山頂だ。
 雪に埋まる一等三角点を掘り起こし全員でタッチ。愛宕方面からの訪問者のトレースが付いているので辿るだけだ。雪質が気の所為か越畑側に比し重いようだ。愛宕山までの尾根は緩やかで、雪山を存分に楽しんでいきたい。愛宕さんの石段はスロープになっていた。稀なぐらいの雪降りで、出逢う人たちは雪山装備で登山を楽しんでいるようだった。
 下山は、水尾分れの小屋横から中尾根を大岩経由で下り保津峡駅に着いた。雪と戯れた一日だった。(北川 記)

・日 程=2月13日
・コース=八木駅(8:24)→越畑口(9:00)〜越畑集落(9:20〜9:30)〜芦見峠(9:55〜10:15)〜
     地蔵山(12:00〜12:40)〜愛宕社務所(14:00〜14:15)〜水尾分れ〜大岩(15:2〜15:50)〜保津峡駅(16:30)
・リーダー=北川嘉康/サブリーダー=加来繁幸
・参加者=27名
space

space
space
「最近の活動」ページへ戻る
space
space
space
contents
space
to_top
space