湖北「小谷山(自然クラブ観察会)」
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左=登山道入り口付近からの小谷山  右=遺跡の説明図
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小谷山山頂
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左=主稜線から琵琶湖方向を望む  右=主稜線を進む
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 梅雨の晴れ間も終わりの予報だったが、なんとか降られなかった。JR京都駅に集合して、新快速で湖北の河毛駅で下車する。一般のバスはなく、イベントの車で小谷山登山口のある小谷城戦国歴史資料館前まで乗ることができた。会場では、休日にはいろいろなイベントが行なわれるとのこと。今日は浅井一族の小谷城跡の観察会で、大手道の樹林の急な登山道を登り始めるが曇り空で蒸し暑い。でも、紫外線は少なくてまだ助かる。よく整備された尾根道には次々と広い遺跡があり、立派な説明図のある場所が多くあり、ガイド付のグル−プも登っていた。展望のよい場所もあったが、残念ながら霞んで湖などの遠方は見られなかった。小谷城本丸跡は一段高い場所になっていた。遺跡の樹林の中にはサクラやモミジなども見られ、まだまだ新緑が美しい。本丸跡から再び登り中丸跡を過ぎると、この尾根ではじめて崩れた大きな石垣があり、京極丸跡の表示がある。そして、最後の山王丸跡がこの尾根の山頂だが、木々の間からの展望であまりよくなく左方向に下る。この道が小谷山への主稜線となり、六坊で清水谷の下山道を左に見て、再び急な長い階段や坂を登り三角点のある広い大嶽城跡で小谷山山頂に着く。まばらな樹林だが、ここも展望はない。少し遅い赤いツツジの花が一箇所咲いていた。
 昼食のあと、同じ道を六坊まで下り清水谷を下山する。狭い谷間の途中にも屋敷跡があり、また大きな岩に蛙岩・丸子岩などの表示を見ながら林道に出る。ここでも浅井のお屋敷跡を観る。三姉妹も暮らしたらしいと表示がある。谷川沿いに白い清楚なウノハナが咲いていた。一周して登山口に戻る。今日は、山頂とかなり急峻な谷、そして尾根全体の山城跡を観察することができた。解散して、14時過ぎに浅井三姉妹イベントの博覧会バスを利用して各イベント会場を廻り、長浜駅へ雨にも会わず予定より早く着いた。(萩原 記)

・日 程=6月10日
・リーダー=萩原孝一
・コース=小谷城跡登山口(10:00)〜本丸跡(11:00)〜小谷山(12:20)〜清水谷下山口(12:45)〜小谷城跡登山口(14:00)
・参加者=11名
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