西山「ポンポン山」
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道端に咲くキツネノカミソリ
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左=ポンポン山山頂からの眺望  右=山頂で
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釈迦岳山頂にて
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 南春日バス停より歩き始め、大原野神社前の極楽橋を渡ると梅園で有名な正法寺だ。境内を通り、池に浮かぶ睡蓮を楽しむ。ここから淳和天皇陵に向かう道に入る。第二外環状線の工事がこの辺りの里山風景を一変している。
 雲が重く覆い、蒸し暑く汗が噴き出してくる。金蔵寺との分岐は風が通り、休憩には好適地だ。さらに登り続け、小塩山への道を途中から左折し、森林センターへと向かう。森林センターは開放されており、掲示板にはキツネノカミソリは咲き始めと記されている。雨が降らないうちに食事を済ませておく。
 出灰川を渡り竈ヶ谷へと入っていく。雑草が生茂り、入口が分かりにくくなっている。沢に沿って進むと植生保護・観察のネットが目に付くようになる。竈ヶ谷を通るには届けが必要なのは当然だと思える。
 何度も渡渉を繰り返して行くと、チラホラとオレンジ色の花が見えてくる。まだ蕾が多く少し早すぎたようだ。群生している場所はすぐに過ぎ、一気に西尾根へ登る。ポンポン山へは約1kmだ。
 苦しい登りを済ますとポンポン山山頂に着く。この頃になると太陽が照りつけ、先ほどまでの曇り空がウソのようだ。日陰で涼しい風を受け、至福の時を過す。
 東海自然歩道を釈迦岳に向かう。オレンジ色の鉄塔を右折して、しばらく平坦な道を進むと釈迦岳山頂に着く。真新しいベンチとテーブルが設置されていた。ここからは、長岡京の奥海印寺をめざして下りていく。途中の分岐でルートを誤り、善峰寺手前で柳谷観音への道を横移動し、四つ辻で予定していた下山道と合流する。
 安心して下りていくが、またまた道を間違え巡視路の尾根道に入ってしまった。そのまま尾根を進み、西山キャンプ場に下りてくる。ここからは広い林道歩きとなり、やがて奥海印寺の住宅街に出た。(今村 記)

・日 程=7月27日
・コース=南春日バス停(8:45)〜金蔵寺分岐(10:00)〜森林公園(10:45〜11:20)〜ポンポン山(12:50〜13:20)〜
     釈迦岳(13:50)〜四つ辻(15:00)〜西山キャンプ場(15:45)〜奥海印寺(16:30)
・リーダー=今村克美
・参加者=14名
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