丹波「牛松山」
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 清々しく晴れた朝、丹波路の玄関JR亀岡駅に15名が降り立った。周囲の山は秋色に染まっている。これから向かう牛松山は真正面に見え、田園から立ち上がっている。牛松山右肩後方に愛宕山が見え、左に目線を移せばピラミダルな三郎ヶ岳を眺めながら、保津川に架かる新大橋を渡り牛松山の山裾をめざす。金毘羅神社への道しるべを行く。牛松山の山頂に金毘羅神社が祀られていて、地元の人達の信仰も篤く、参道もよく整備されている。山道にある道しるべは丁石柱が配備され、二十丁を数える。参道はところどころ切り開きされており、亀岡の市街地や保津川の流れの展望がよく、一息つきながら辿れば急坂も緩やかになり、鳥居と石段に着いて登りきれば金毘羅神社の広場に着く。展望はないが本殿があって、東屋が隣り合っている。この東屋の天井にごく小さな和船が二艘存在する。保津川下りの船頭さんが安全祈願のために奉納されたのだろう(四国の金毘羅本宮に、実物の保津川下りの和船が奉納されている)。
 下山は山麓にある愛宕神社をめざす。その道に向かわないで、尾根道の踏跡をほんの僅か辿れば電波塔がある最高点(636m)に行けるので、寄ってみよう。印は何もない。踏跡を少し下れば金毘羅神社からの道と合流して、僅かな距離に山道から10m入ったところに三等三角点がある。歩きにくい山道を下ればテレビの電波塔を過ぎ。ほどなく愛宕神社境内に入る。愛宕神社の本社と言われているが馴染みが少ない。かたや愛宕山に鎮座する愛宕神社は全国的に有名で、日々京都市内から見上げ、そして見守ってもらっているので馴染み深い。亀岡駅までのバス便は本数が少ないので、歩いても50分ほどで亀岡駅に着く。

・日 程=11月14日
・コース=亀岡駅(9:47)〜北保津街道登山口(10:13)〜金毘羅神社社殿(11:45〜12:20)〜最高点(12:25)〜
     三角点(12:40)〜愛宕神社(13:43〜13:56)〜亀岡駅(15:09)
・リーダー=大前 健/サブリーダー=北川嘉康
・参加者=15名
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