北山「地蔵山・愛宕山」
space
space
space
4790_3
space
西向地蔵で
space
space
space
4790_1
space
愛宕神社社務所前
space
space
space
4790_2
space
愛宕神社参道
space
space
space
 昨夜来より、山手は雪が降っているのだろう。市内も雪がぱらつき北山は雪雲に覆われている。山陰線に揺られ亀岡盆地に入れば一面の雪景色で、なお雪が降り続いていて地蔵山方面は雪雲にすっぽり覆われ雲が動きそうにない。八木駅前で原行きのバスに乗り込んだのは我々と奈良からの三人連れ登山者のみで、女性ドライバーが雪面道路をうまく操って行く。越畑集落も雪景色で、おそらく稜線は積雪も多いはずだ。ラッセルを覚悟で、男性陣を先頭に挑む。奈良の人は道不案内の様子で(アイゼン不携帯?)、ハナから後ろに付かれ22名の雪山山行となった。
 芦見峠でアイゼンを着装し、通い慣れたルートとはいえ慎重を期す。幸いなことに雪も小降りになり、旧スキー場の残骸小屋跡を左に見て植林地帯を抜ける。アセビ林の明るくなった急斜面の尾根から積雪量が多く、ラッセルが始まる。交代で雪道とルートを塞ぐアセビの枝に付く雪下ろし作業もまた楽しい。積雪も深いところで根雪の上に新雪が積もり、60cmほどだ。フェンスのある稜線(西向地蔵が鎮座)は新雪が木々を覆い見事な雪景色を楽しんだ。地蔵山まで5分ほどだが、新たに獣よけ防護ネットが張り巡らされていて、頂上にはネット沿いに行くことになる。山頂の一等三角点は雪の下で、雪付きの大きなケルンを確認して愛宕の社務所に移動する。
 愛宕神社から地蔵山をピストンする人のトレースがある、緩やかな稜線歩きをしばらくすると反射板に着く。振り返ると雪化粧の地蔵山が見えるところだ。これから行く愛宕山と旧スキー場の景色もよいところ。旧スキー場の積雪のある緩やかな斜面を左に見て、原集落からの林道に出る。竜ヶ岳分岐を過ぎれば、まもなく愛宕山三角点への分岐を経て少し斜面を登り首無地蔵への分岐出る。静かな雪見山行はここまでで、愛宕参詣登山者に混じって社務所まで行く。東屋で遅い昼食を済ませる。
 ひさしぶりに社務所が開放されていて、多くの人が集い薪が焚かれ暖を得ていた。下山は表参道からツツジ尾根に入り、JR保津峡駅に下った。(北川 記)

・日 程=2月24日
・コース=八木駅前(8:24)→越畑(8:50〜9:10)〜芦見峠(9:40〜9:55)〜地蔵山(11:35)〜
     愛宕神社(12:25〜13:05)〜ツツジ尾根〜保津峡駅(15:05)
・リーダー=北川嘉康/サブリーダー=中西伸二
・参加者=19名
space

space
space
「最近の活動」ページへ戻る
space
space
space
contents
space
to_top
space