湖東「伊崎山(自然クラブ観察会)」
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左=伊崎山の三角点で  右=沖島(カワウ展望地から)
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沖島尾山の三角点
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左=伊崎山(左の岬が棹飛堂)  右=堀切新港のカワウ
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 近江八幡にある伊崎国有林での「カワウと共生の森」の観察を主に、伊崎山と沖島の三角点を訪ねた。JR京都駅に集合して、新快速で近江八幡駅に8時半に下車した。今日は快晴に恵まれ、湖北や湖西の高い山には残雪が見られ美しい。歩き始めの場所を変更し、タクシーで伊崎寺駐車場に下車し、伊崎寺の参道を歩き始める。伊崎寺は岬の先端にあり、若いお兄さんの案内でお参りし、棹飛びで有名な棹飛堂から角材の棹の説明を受けた、現在は行事以外立ち入り禁止になっている。少し戻って、分岐道を登り伊崎山(210m)の三角点に着く。樹林で展望はない。集合写真を撮り、少し引き返して稜線道を通り、「カワウと共生の森」の展望地に着く。双眼鏡で観察する、立ち枯れや糞で白くなった樹林が観られるが、食餌のため飛び立ち鳥はほとんどいない。この一帯をカワウが生活できる森(コロニー集団繁殖地)として認め、以外の森に被害を受けるコロニーをつくらせないプロジェクトの現地を観察した。資料によると、カワウは人が近づくのを嫌って巣をつくらないようので、遊歩道ができ、カワウの現状見学を兼ねて、ハイキングに多くの人に来て欲しいと。すぐ近くの堀切新港に下山し昼食をとる。
 港には残ったカワウが空を飛び、港の中を少ない群れで泳ぐのが観られた。2時間ごとの連絡船は、バスが来るまで待っていた。約10分の乗船で沖島に着く。すぐ山に向かい、人がやっと通れるような路地の道を通り、「ケンケン山」への表示がある裏山から稜線に登る。稜線を東に、210mのピーク下を進み、学校への分岐の広場に一本松がある。そのまま稜線を進むと、少し展望のある広場に着く。ここからは北の水泳場へ行く下山道のみで、広場から少し離れた道の横に、尾山(220m)の三角点を見つけたが表示は何もなかった。ここからの展望は伊崎山方向がよく、岬にある伊崎寺棹飛堂の角材が双眼鏡で観られた。同じ道を引き返し、学校への下山道を下り校舎横に下山した。島の漁港には多くの船があり、暖かい天気で網の手直しをする人、船の横で数人が談笑する光景が見られた。近くを散策して連絡船を待ち、堀切新港で下船してバスに乗り、近江八幡駅で解散した。

・日 程=3月15日
・コース=伊崎寺駐車場(9:10)〜伊崎山(10:10)〜堀切新港(12:40)〜沖島尾山(14:00)〜沖島漁港(16:00)→
     堀切新港(16:20)
・リーダー=萩原孝一
・参加者=5名
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