丹波「多禰寺山」
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新緑の美しい雑木林
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山頂にある大きな看板の前で
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左=よく刈り込まれた山頂の天測点と一等三角点  右=ちょっと寄り道して、シデの大木を眺めに
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 登り始めから続く美しい雑木林は、涼やかな輝きと冷気を感じさせる生々とした生命力を見せていた。登山道に選んだ立江地蔵コースは、八十八ヶ所地蔵参りの巡礼路になっているのでよく整備されている。緑の木陰を緩く登っていくと、ヤマツツジやササユリが咲き、こんな低山でも、こんなに素敵なところがあったのかと感動した。美しい新緑は、美しい紅葉を想像するに十分で、そんな時期にも再訪してみたいと思う。1時間ほどでたどり着いた山頂は広く刈り込まれ、舞鶴湾からの爽やかな風が吹き抜け最高の気分。山頂にはベンチとテーブルが置かれており、本日出会った唯一の登山者、単独行の男性が一人いただけで、我々にベンチを譲ってすぐに下山していった。誰もいない静かな山頂で、ゆっくりと食事を楽しみゆっくり下山にかかる。途中でシデの巨木林を眺めながらも、約30分の下りで林道出合の登山口に降りた。(池野 記)

・日 程=6月16日
・コース=登山口(10:33)〜立江寺地蔵(10:44)〜多禰寺山 (昼食=11:35〜12:41)〜シデの巨木林(13:03)〜
     林道登山口(13:31)→多禰寺(14:00〜14:30)
・リーダー=池野正明
・参加者=3名
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