湖東「雪野山」
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左=緩やかな山容の雪野山  右=天神社の後ろから尾根に乗る
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雪野山山頂にて
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左=近江富士遠望  右=道標のみの野寺城跡
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 台風18号で大雨をもたらし各地に被害を残して以来、連日の好天で今日も夏日が予想され低山ハイクは、暑さとの戦いになりそうだ。近江八幡駅からバスに揺られ、川守で下車。正面にデンと構える雪野山に向かって歩き始める。
 日野川を渡ると道路に砂煙が目立つ。先日の雨で堤防が決壊したようで、田畑やグランドの土が持ち上がり、干上がった状態が無残な姿で広がる。近くにある観光ぶどう園は壊滅状態で気の毒である。
 龍王寺から民家に沿って、尾根と並行して登山口まで舗装路を歩く。途中にいくつか雪野山古墳への登り口があるが、それらを見送り北の端にある天神社参道から登り始める。階段を登り詰めると由緒書きのある天神社に着く。
 この神社の後ろに尾根道が走る。道は整備されているものの、雑草が生い茂り分かりにくい。途中にはあずま屋が設置されているが、樹木が景色を遮って展望はない。尾根を間違い少し時間をロスしたが、よく踏まれた登山道に戻って道標に従い山頂に向かう。
 長い階段が、灼熱のもと非常に辛いが、小刻みに休みを取って水分補給を怠らないよう気を使う。やっと登りきったところがP.277で、木陰を探し一息入れる。いったん鞍部に下り、高圧線の下を潜ると再び登り返しとなる。傾斜が緩くなると雪野山山頂に到着する。さすがに一等三角点。展望がよく遠くには特徴のある三上山が望める。
 山頂は広く、別名を龍王山と呼び、山頂の前方後円墳から三角縁神獣鏡や副葬品が出土し、古代史ファンに注目されたとのこと。樹木の陰で風が心地よい場所を探し、ゆっくりと昼食タイムとする。
 下山は反対側へと下りていく。琵琶湖方面の展望を楽しみながら行くと、すぐにあずま屋がある。遊歩道になっているのか右手に下る道もあるが、南西にいったん下り、野寺城跡に向けて登り返す。井戸の跡があるだけで、他には何もなくただ広いだけである。
 元の鞍部まで戻り、そこから自然観察路を下り、出発地点である龍王寺に帰りつく。工事車両が砂煙を巻き上げる間を川守バス停に向かう。(今村 記)

・日 程=9月25日
・リーダー=今村克美
・参加者=13名
・コース=龍王寺(10:15)〜雨神社(11:00)〜P.277(11:50)〜雪野山(12:25〜13:10)〜あずま屋(13:15)〜
     野寺城跡(13:50)〜川守バス停(14:15)
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