丹後「高山」
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 坂本記者の特派員報告!
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内山の大ブナ
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左=エイリアン枝? がい骨枝?  右=スゴイね!
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左=可憐な秋花  右=秋の草花が群生
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高山頂上
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 通常ブナ林は標高600m以上に分布しているが、ここ内山ブナ林は積雪の関係から400m付近から観察できるという。自他ともに「ブナ狂」と認めるサカモト。二度目の訪問だが、中腹から山頂まで京都でも有数の美しいブナ林が林立する丹後半島の最高峰=高山(702m)は、けっして期待を裏切らない。
 「内山集落跡」の石碑から駒倉峠への道をとり、急勾配の階段を二回登り切ると、そこはもうキラキラと秋の木漏れ日を浴びたブナが美しく佇む異空間。ブナ林の長いトンネルを夢見心地で歩く。巨大な「アガリコブナ」や朽ち落ちたブナの倒木などを写真に収める。やがて、東谷ブナ林からの道と浅谷ブナ林への分岐が合流する地点に着く。進路を右にとり、この山のハイライトである「府下最大のブナ」を見に行く。急斜面の階段を下った底の地点にその大ブナは鎮座していた。幹回りは3.65m、樹高は23mだという。圧倒的な存在感であるが、いかにも風雪に耐えたという感じの、斜めに腰が曲がったような立ち姿が面白かった。舞鶴から来たという登山グループに、シャッターを押して貰って記念写真を撮った。彼らはしょっちゅうこのブナに逢いにきているのだそうだ。羨ましい〜。分岐に戻り山頂へ向かった。切り開かれた頂上にはベンチが置かれ、世屋高原の長閑な田園風景を眼下にお弁当をひろげた。暑かった夏はようやく終わった。山の頂に吹く風は、ジャケットを重ねても寒い! ブナは急速に色づいていくことだろう。
 下山路も、ブナのさまざまな表情に癒された。「丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域」に指定されたこの地は、私にとっても特別なサンクチュアリである。
 いつものように、山の後は温泉。今回はセントラーレ・ホテル京丹後の「小野小町温泉」で入浴を楽しんだ。
・日 程=10月13日
・参加者=4名
・リーダー=岡本 登
・コース=ブナハウス内山登山口(10:25)〜駒倉峠(11:00)〜大ブナ前(11:30)〜高山(11:50〜12:30)〜
     内山集落跡地(13:20)
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