中国山地「播州明神山・三室山」(ぶなクラブ主催)
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 坂本記者の特派員報告!
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 いつもの京都バスとお抱えドライバー(?)が待つ竹田駅に18名が集合して、中国山地の秋山をめざした。天気予報が「本日は晴天なり。明日は荒れ狂うなり」と言っているので、登山日和の今日をメインの「三室山」にした。
 鮮やかに色づいたモミジの並木が美しい三室高原を走る。マイクロバスが通れるギリギリの道の終点が駐車場。11時過ぎに到着し身支度をして出発。植林コースと渓谷コースの植林コースを行く。スギの植林を離れると大岩庭園と名付けられた、まさしく大きな岩の塊が庭園風に点在するところが現れる。しばらく急坂を行くと見晴らしも開けてきて、山また山の展望に山里の集落の風景も見渡せる。快適に進むうちに前列が閊えてきた。大きな岩にロープやクサリの難所が現れたせいだ。足をのせる場所を確かめながら三点確保で慎重に登る。このコース一番のスリルと頑張りのポイントであった。ブナ林と背の高いササ原を縫って行くと、やがて二等三角点の置かれた三室山(1358m)に辿り着いた。360度の見事なワイドでパノラマティックな私たちだけの頂上だ。氷ノ山・扇ノ山、段ヶ峰、泉ヶ山が見える。馴染みの山々に挨拶を送る。暑くもなく寒くもなく、真っ青な空にウロコ雲が映える理想的な秋山の頂上であった。遅めのランチとなったがゆっくり寛いだ。
 往路を辿って下山した。宿舎の波賀温泉・楓香荘ではリンゴ風呂が用意されていて、前後4回も入浴する人がいたのには驚いた。ダイエットのため断酒宣言をしたサカモト。「呑めません組」に入っての夕食。これからクリスマスや忘年会、新年会と呑んだり食べたりのシーズンだが、「ダイエット、いつやるの? 今でしょう〜」って訳。いつまでも、そしてもっと山を歩きたいの願いを叶えるため、シルエットと実数に成果が現れるまで「断・アルコール」「禁・食べ過ぎ」の精進あるのみ。
 天気予報どおり朝から荒天の一日。山は諦めることにした。今日は宿舎のある波賀町の「もみじまつり」の日だという。近辺のリンゴ園や道の駅で楽しい催しがイッパイ準備されているというのに、主催者泣かせの雨である。真っ赤に色づいたモミジやカエデに囲まれた宿舎を、ゆっくりタイムでチェックアウトした私たちは、祭りの観光客になって紅葉の風景に溶け込んでいった。
 写真(上=三室山の山頂、左中=大岩庭園を登る、右中=波賀城跡を散策、下=下山路.)
・日 程=11月9日〜10日
・参加者=18名
・リーダー=千田博之・サブリーダー=坂本恭子
・コース=三室高原登山口(11:25)〜三室山(13:05〜13:45)〜大岩庭園(14:13〜14:25)〜下山口(15:15)
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