北摂「大平山」
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樹林に囲まれた大平山山頂
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気持ちのよい下山道
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宿野の集落
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 秋晴れで寒くなく、絶好の登山日和となった。リーダーの体調が芳しくなく急遽代行でリーダーを務めることになったが、資料を見る余裕もなく、ほとんどぶっつけ本番での山行となる。
 北摂能勢の宿野にある宝林寺が登山口。細い林道を行ける所まで車で上り、大きな堰堤の手前の空き地に車を停めて歩き始める。大堰堤の左から橋を渡って舗装された急傾斜の山道を柿木川沿いに登る。
 左岸に山道への取付があるが、道標はもちろんテープも見当たらない。ガイドブックがなければ分からない所だ。踏み跡程度の細い道で、この道でよいのか不安になってくる。ナビとたまに古いテープが我々を誘ってくれる。
 源流付近になると傾斜は緩くなり、地形図の山道から外れ、右手の尾根をめざす。烏山からの稜線と合流する。ここから大平山に向けて緩やかで広い尾根道を辿る。枝道が多く、尾根を外さずにナビとにらめっこしながら進む。登山道はわずかに山頂からずれた所を通っているので、無理やり山頂に攀じ登る
。  三等三角点は植林用ネットの内側にある。ネットの裂け目から入り、無事三角点にタッチ。展望はなく、小さなプレートが大平山を示しているだけであった。もう少し展望のよいところを探そうと北に向かうがこれが失敗。棘だらけの密集した大薮に突入してしまった。ナビを頼りに地形図の山道に登り返す。ホッしたところで昼食。
 顔から全身ひっかき傷だらけで、ズボンの上からも容赦なくひっかけられる。腹がふくれて落ち着いたところで下山にかかる。ここからも道らしいものがなく、わずかなテープを頼りに牛堂谷への下山路を探る。鞍部に下りて、やっと山道らしい道を下る。
 下り着いた林道は、山肌が大きく削られた旧採石場跡とのこと。石がゴツゴツして歩きにくい林道を下れば、大阪府立総合青少年野外活動センターがある。左折して三差路を左へ行くと、水子地蔵がずらりと並ぶ幼聖園。さらに下りた車道に中宿野バス停がある。ここから大路次川に沿った車道を田畑や山並みを眺めながら、バス停三つほど東に歩くと、登山口のあった宝林寺入り口に帰り着く。(今村 記)

・日 程=12月1日
・リーダー=今村克美
・参加者=10名
・コース=駐車場(10:25)〜稜線(11:15)〜大平山(11:40)〜昼食場所(12:20〜13:10)〜林道(13:45)〜
     府道(14:30)〜宝林寺(15:20)
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