東山「東山トレイル(自然クラブ観察会)」
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左=蹴上疏水公園からの愛宕山  右=日向大神宮
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食事の場所で
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左=山科南西市街  右=毘沙門堂
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 地下鉄蹴上駅に8時半前に全員集合し歩き始める、今日は桜の花と新緑の観察会で、ねじりマンポの出口で染井吉野の花がほとんど散っていたので、蹴上での花の観察は止めて観光客のいない南禅寺の新緑を観察し、水路閣から蹴上疏水公園に出た。数日前からよい天気がつづき、今日も快晴で山行日和に恵まれた。よい京都市街の展望を観て日向大神宮に登る。秋のモミジが綺麗で知られていたが、周囲の日当たりのよい場所にはミツバツツジが満開で、青空に映えてほんとうに綺麗だった。外宮・内宮にお参りして岩戸をくぐり、トレイルコ−スの山道を歩き始める。普段は目立たないが、今日は樹林の明るい場所ではツツジの花が咲き乱れ、最後まで観察の目を楽しませてくれた。
 七福思案処で少し休んで歩き、途中の山科西部と桃山丘陵の展望のあるベンチ付近にも多くのツツジが観られ、花を前景にした景色がよかった。トレイルのコ−ス標柱41番の先で京都市街と遠方の愛宕山が見える休憩場所付近も、ツツジの花が満開で登山者も多かった。引き返してトレイルコ−スから右に分岐してピ−クに向かう小道は、両側からツツジの花が覆いかぶさり、よいサブ道だと話し合った。標柱41番の南の尾根端で昼食をとる。
 この場所は南西の展望がよい休憩場所で、遠く大阪のビル街も見えるが今日は春霞で見られない。山火事で展望がよくなり、今では植林の松が大きくなってあと数年で展望はなくなるかもしれない。集合写真を写して歩き始める。すぐ下にある林道を避け山道を下山する。ここでも新緑とツツジの花を観察する。林道に出て谷道を下り、史跡などを観る。この谷の出口近くになると道路沿いの川底が異常に高くなり、昨年の台風による被害であると聞く。これでは道路の浸水が起きそうに思われる。
 あと山科毘沙門堂に着いてお参りし、ゆっくり休んだ。少し前にNHKのテレビで放送された立派な枝垂桜の花は散った後で、それでもモミジの名所の新緑は綺麗だった。観察を予定していた疏水沿いの桜の花も散っていて、少し黄色の菜の花が残っていた。通過して、JR山科駅に向かう。今日のコ−スでは山桜や八重桜など点々と観られたが、ツツジの花が生き生きとあまりにも綺麗で、予定外の楽しい観察会になった。全員無事に駅へ着き解散した。(萩原 記)

・日 程=4月15日
・リーダー=萩原孝一
・参加者=9名
・コース=地下鉄蹴上駅(8:20)〜七福思案処(10:10)〜トレイル標柱41からの尾根(11:10〜11:50)〜
     毘沙門堂(13:00〜13:30)〜山科駅(14:00)
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