越前「日野山」
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 坂本記者の特派員報告!
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左=休憩に最適の地蔵さま  右=樹間から「越前富士」を望む
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岩の露出した急登をいく
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日野山に登頂
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 前日の京田辺市では38.9度を記録する猛烈な暑さ。息をするのも苦しいし、カラダが溶けていくような灼熱地獄だ。こんな炎天でも山登りするの、と腰の引けたサカモトだが、リーダーの「コースタイムの短い方を行きます」で決行。車2台に分乗して「越前富士」と称される美しい山容の「日野山」をめざす。名神から北陸道に入ると猛烈な雨が降ってきた。激しいスコールが止むと青空。そして、また激しいスコールに青空の繰り返しで、登山道入口の積善寺に着くと猛暑は和らいでむしろ爽やかな空気感が漂っている。青空全開の夏山登山日和である。リュックが重いのはほとんどが水分補給のボトルという身支度を整え、「日野山登山道萱谷コース」の案内板のあるところから取り付いた。いきなりの階段状の急登と侵食の激しいえぐれた溝状の険しい登り。蒸し暑くって汗がタラタラと流れる。30分ほどで鼻と口元が欠損したお地蔵さまが座する場所に着く。休憩に最適な所だ。樹林を渡る風はさすがに天然クーラーの爽やかさ。酷暑でもやっぱり山は涼しい。宮谷コースの分岐を過ぎ、荒谷コースの分岐も過ぎると樹間の間からめざす日野山の全貌と頂上が望める。ウ〜ン、近いのかそれとも遠いのか。ブナ林が現われて喜んだのもつかの間、岩肌がむき出しの苔むした岩と木の根が露出した粘土質の急登が現われる。暑くって汗が吹き出すなか、ここ一番の踏ん張りと集中力でロープの張った難所を登った。やがて古いお堂の建つ広場に導かれ、先にお昼を済ませようということでランチタイムとした。心地よい涼風が吹き抜けるお堂の縁に腰掛けて、今日も至福の一時を過ごした。食後、立派な日野神社の社殿が建ち、二等三角点の日野山(795m)山頂へ行った。白山や御嶽山はうっすらシルエットだけだったが、四囲八方が山また山の連綿の雄大な展望が広がっていた。能郷白山・姥ヶ岳・荒島岳・平家岳と、越美・加越の名山がズラリと堂々のお出まし。日野山に登りたいと今日の山行のキッカケとなった今庄の集落や、その背後にある鍋倉山・藤倉山も確認できて嬉しかった。写真撮影を済ませて、泥濘んだ下山道を慎重に下った。
 南越前町の花はす公園では「はすまつり」が行われていたらしい。白とピンクの大きな花はすが咲いてる風景は壮観であった。隣接の「花ハス温泉」で汗を流してリフレッシュした。
・日 程=7月27日
・参加者=10名
・リーダー=岡本 登/サブリーダー=坂本恭子
・コース=萱谷登山口(11:00)〜地蔵(11:40)〜宮谷分岐(12:25)〜荒谷分岐(13:15)〜
     日野山(13:40〜14:45)〜下山地(16:20)
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