京都市内「京都御苑(野鳥観察会)」
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 前日夕方の予報で、明日は午後から雨の予報だったが、午前中に終わるので観察会は実施が決まった。朝から小雨で、9時に乾御門近くの休息所に66名が集合した。受付けを済ませ資料を受け取る。岳連の野鳥担当自然保護指導員の挨拶で「心の中で鳥と対話をして欲しい」と、こんな心で観察すると、鳥の見方も変わってくると話された。京都野鳥の会会員の紹介などののち、4グル−プに分かれ、当会は最後のグル−プに纏まって出発した。もう何回も参加されている会員も多く、鳥の鳴き声を聞き、動くものを、地上に、空に大勢の目と耳で探し観察しながら移動した。小雨も止んで終了まで降られなかった。北方向の近衛池では、つがいのマガモが石の島で、頭を隠して休んでいた。東方に移動し、よく野鳥が集まる水場では、多くの観察者が集まってきたためか、待っても鳥は来なかった。
 迎賓館の東方辺りで、アオサギが高い樹上で巣づくりを始めていて、こんな場所まで来ているのを知った。シロハラが地上を採食しながら移動する。鳥の立ち止まる時間の長いときは、三脚付のスコ−プで観ると綺麗で特徴がよく分かり、交代で観ていく。タイミングよくあまり見られないトラツグミをスコープで観ることができた。最後は南西近くの九条池に全員集まり、橋の上から濁った水にマガモやカワウが何回も潜り、予想外の場所に顔を出すのが面白い。これこそカワウとの対話で、濁った水で何を捕っているか聞いてみたい。近くで全員が今日観察した野鳥の「鳥あわせ」を行い、29種が確認された。京都御苑での今の季節では標準的な数である。最後に挨拶があり解散した。(萩原 記)

・日 程=2月22日
・参加者=16名(ほか50名)
・リーダー=萩原孝一/サブリーダー=北川嘉康
・コース=乾御門(9:00〜9:30)〜近衛池(10:00)〜野鳥の水場(10:30)〜九条池(11:40〜12:10)
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