大地震翌日で悩ましい天気に決行をためらったが、日中は曇り空と判断して例会を実行した。
鳥取池の林道に2台の車を止め歩くこと約15分で登山口に着く。梅雨特有の蒸し暑さの中、急
な登りで一汗かく頃、箱作分岐点着。よく踏まれた尾根筋で俎石山(まないたいしやま)へ。天
気が良ければ西に友ヶ島が臨める筈だが今日の山頂の眺望は乏しい。堂々とした一等本点の三角
点をタッチして集合写真を撮り南の尾根を下る。大福山を経て籖法ヶ嶽(せんぽうがたけ)でポ
ツリポツリと小雨が降りだし、それぞれ雨具をつけての早めの昼食とする。雲の切れ目から和歌
山港、紀ノ川がうっすらと見られた。午後の降雨予報が気になったので、井関峠で今回目的の雲
山峰周回は諦め、立派な四阿で小休ののち、北に延びる林道をくだり駐車地に戻る。
時間が余ったので皆と協議の上、堺に日本で一番低い一等三角点のある「蘇鉄山(7m)」と大阪
港にある日本で2番目に低い山(以前は一番低かったが2014年に仙台の日和山3mに抜かれる)
の二等三角点の「天保山(4.5m)」を巡る事として、雲山峰周回が出来なかった穴埋めを行った。
(加来記)
・日 程=2018年6月19日
・リーダー=加来繁幸
・参加者=10名
・コース=鳥取池登山口〜俎石山〜大福山〜籖法ヶ岳〜井関峠〜登山口
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