週間予報では、芳しくない天気がまずまずの日和となり例会実施となる。
「伊勢山」は、姫路市北の住宅地から登る里山で、登山口には、姫路打越 こもれ日の森・伊勢山コース図があり、休日には家族連れで賑わうようだ。私達は逆コースで住宅地から奥山(△280.1m)へ向かう。
取りつきからは、アベマキの多い細々した山道だ。奥山からは東尾根の巨岩群とマップに記され、大きな岩が点在する。播磨・兵庫丹波の山々は、標高はさほど高くないが、屹立しており岩が多いことで知られている。分け入る山道の足元はコシダが青々と茂り、東尾根コースの展望台からは姫路市街・淡路島・小豆島も見渡せた。途中、向かいに姫路の名山「書写山」の優美な山容が望めた。「伊勢山・(350.3m)」で昼休みとするが、展望は無い。食後、西峰から神座の窟、空木(うとろぎ)城跡に向かう。
地形図で見るよりもアップダウンが厳しい。神座の窟は、その迫力に驚いた。山道からは、円窓の向こうに下界の集落が箱庭のように見えた。窟に入ってみると石仏が祀られて、如何にも神の降臨したもうた雰囲気があった。空木城跡を往復して西尾根コースを辿る。途中、親子連れと二人連れに出会った。展望台で再び、家島群島・淡路島・小豆島を眺めて(曇天でいまいちはっきりしない)、駐車場へと帰り着いた。低山とて夢油断めさるな!といった変化に富んだ「伊勢山」を楽しませて貰った。(公庄記)
・ 日 程= 2020年2月15日(土曜日)曇り
・ リーダー=横田和雄
・ 参加者= 9名
・ コース= 姫路市緑台〜東尾根〜奥山〜伊勢山〜西峰岩峰〜空木城跡往復
〜展望台〜西尾根〜緑台
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