連日猛暑日が続く『京都の街中を歩く』1回目は六波羅蜜寺から、南無阿弥陀仏の6体の像を口からだした空也上人像でも知られる。西国33カ所の17番札所で、弁財天を祀る六地蔵巡りの一つにもなっている。また平家一門の屋敷跡が発見された場所でもある。そこから北に少し進むと六道の辻、あの世とこの世の境界地域、六道珍皇寺には8月お盆に迎え鐘を突いてお精霊をお迎えする風習があり沢山の人が訪れる。地獄の閻魔様との交渉人である小野篁と閻魔大王の大きな像も並んでいる。建仁寺境内を通らせて貰って、崇徳天皇御廟に参ってから安井金毘羅宮に入り櫛塚を紹介した。縁切り・縁結び寺で人気のおみくじのくぐり抜けは大勢の人達が並んでいた。次に高台寺の門からねねの道へ伊東甲子太郎の御霊衛士屯所跡では新選組との関連を知ってもらい円山公園へ、30分の昼食を終えて八坂神社の境内へ祇園祭の三体の神輿が並んでいるのを見ることが出来て良かった。今年も祇園祭の神事だけが粛々と行われている。四条通りのめやみ地蔵のある仲源寺を見てから木屋町通りへ高瀬川の九の舟入の碑から順に見て、最後の瑞泉寺へ秀吉の甥、秀次とその一族を弔う為に建立されたお寺は私達だけだったので、少し休憩させてもらってから解散となった。
(一瀬 記)
・ 日 程=2021年7月23日(金)晴れ
・ リーダー=一瀬順子 サブリーダー=斉藤美重子
・ 参加者=14名
・コース = 五条京阪〜六波羅蜜寺〜六道珍皇子〜崇徳天皇御廟〜安井金毘羅宮
〜御霊衛士屯所跡〜祇園閣〜昼食円山公園〜八坂神社〜木屋町通り〜瑞泉寺
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