寒波予想であったが、天気は良くさほど寒くなく観察日和となった。背割り堤の入り口で挨拶をしていると、雀達が植えこみに群れて我々を不思議そうに観察している。近くのセンダンの木には実をついばみに来たムクドリの群れが騒がしい。堤を降りて草地に入り野鳥を探すが、鳥影は極めて少ない。ヒヨドリやムクドリがたまに飛び交うだけである。キキッと特徴的な鳴き声はモズで桜の枝先に陣取っている。遠く川の上空に舞っているのはミサゴ、トビなど。先端から反転すると、宇治川の左岸に入り、川の流れにカモたちが泳ぐ。いきなり上空をよぎるのは、ミサゴより一回り小さいオオタカである。いつもならブッシュの合間からアオジやウグイス、ホウジロが目につくのに静まり返っている。堤の斜面で陽光を浴びながら昼食をとり、さくらであい館に移動し、展望台からの景色を楽しんだ後、27種の鳥合わせをして解散した。
(服部 記)
・ 日 程=2024年1月23日(火)晴れ
・ リーダー=服部
・ 参加者=12名
・コース =京阪岩清水八幡駅前(9:00)=(9:20)背割り堤入り口~背割り堤、野鳥観察
~(12:20)さくらであい館(13:00)解散~石清水八幡駅(13:20)
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