トチ
芦生上谷
上谷最大のトチ。苔がまとわりついた太いつるが幹を這い登り、何とも絵になるトチである。この太いつるも樹齢百年以上になるそうだ。すぐ横には同じくらいのミズナラが大きな枝を広げており、この2本の巨樹があるせいか、周辺には大きな木がない。そのため周囲は広場状に開け、一層この2本の木が目立つことになる。出会うたびに必ずシャッターを切る木で、拙著『芦生の森を歩く』の表紙にもこのトチの幹のアップを使っている。私の中での芦生の森というイメージは、この木から膨らんでいったような気がしている。
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