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| ブナ 大御影山ノロ尾 ３月に雪の大御影山に耳川の松屋から取り付くノロ尾から登った。ノロ尾は登る人などない藪山だが、雪の頃はなおさらのことである。末端部から伐採時の道が残るだけで、ひどい藪漕ぎのところもあったが、ブナ林が始まるところでこの大ブナと出会った。このブナをみればやはり伐るのためらわれるのだろうか。美しい姿で立っていた。ここは支尾根の合流点で眺望も良く、やっと藪から解放されて一休みした。ここから上のノロ尾は素晴らしかった。頂上手前にもブナ林があり、陽に照らされた霧氷がきらきらと落ちる中を登った。 |
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