伯耆「大山(三鈷峰)」
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 岡山市の友人に誘われて、伯耆大山の近くの三鈷峰へ行ってきた。小野市から大山の麓の休暇村「大山鏡ケ原」のキャンプ場まで約4時間で行くことができた。
 8月5日は、キャンプ場に午後3時の待ち合わせであつた。時間が少しあったので、植田正治写真美術館に立ち寄った。建物は、コンクリート打ち放しの3階建て。鳥取県出身で京都の建築家=高松伸氏の設計によるものだ。植田正治氏は鳥取砂丘を主に撮影しておられたようである。展示作品は、ほとんど白黒の小さい写真。建物は大きかったが作品は小品ばかり。
 過日、NHKハイビジョン特集で「日本の名峰」という番組が放送された。伯耆大山は、「日本の名峰」50座のうちで第三位〔第一位=富士山(3770票)、第二位=槍ヶ岳(2403票)、第三位=伯耆大山(2144票)〕。
 小生は、麓の大山寺へは何度も出かけたが、伯耆大山・三鈷峰には一度も足を踏み入れていない。テント泊は、小学校以来約50年ぶりであった。
 キャンプ場を午前6時10分に撤収して、三鈷峰登山口へ行く。登山口の駐車場は、乱雑に駐車しているので既に満杯であった。登山開始は、午前6時48分。前夜の寝不足と練習不足がたたって、かなりしんどい思いをした。登山道は、急勾配なうえに木の根っ子等があり、かなり難儀した。三鈷峰手前の分岐にザックを置いて山頂へ。ここまで約3時間30分かかった。
 頂上では、ポッカしてもらった西瓜を食べた。友人らは、さらに上のシモツケソウやクガイソウを見に行くという。クガイソウの花の時期は、ちょっと過ぎていたようだ。
 小生は準備不足だったので、ユートピア小屋付近で右足に引きつけを起こした。汗を大量にかいたため、塩分不足になったのが原因のようである。足に引きつけを起こしたと言ったら、ユートピア小屋で休んでおられた方から塩をいただいた。
 上宝珠越を少し下った所から、砂滑りへ入った。三鈷峰から下山する方法は、来た道を引き返すのと、砂滑りで一気に下山する方法があるよだ。リーダーの黒澤氏は、砂滑りを利用したら早く帰れると言われたので指示に従った。砂滑りに入った直後、後ろのグループがかなり大きい石を落とした。人の頭大の石を含め、数個が先頭の一団を飛び越えた。避けようとした女性が三名ほど転倒された。一時はどうなるかと心配したが、怪我はなかったようだ。大山の岩石はかなり崩壊が進んでいて、砂防工事が追いつかないようである。
 大神山神社の天然水で喉を潤して、登山口の茶屋に向かった。

・日 程=8月5日(土)〜6日(日)
・参加者=永井潤二ほか
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