鈴鹿「御池岳」
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左=コグルミ谷  右=六合目で尾根にのる
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左=寒々しい山頂  右=日本庭園
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日本庭園
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 木枯らし一号の天気予報に、行き先を変更して御池岳に行ってきた。
 鞍掛トンネルに着いた時は朝からの雨も上がり青空が広がっていたのに、コグルミ谷を登る頃には黒い雲が広がり始めてきた。谷沿いの紅葉は美しかったが、六合目ではすっかり葉を落とし、辺りは落葉の絨毯になっていた。サクサクと心地よい感触を楽しんでいると、突風で舞い上がった落葉と共に飛ばされそうになった。
   奥ノ平の途中まで行ってみたが、あまりに寒々しい風景だったので、行くのを止めて山頂に向かった。山頂も冬枯れの様相で、寒くてジッとしていられない。チラチラと霰も降ってきた。休まず日本庭園に向かったが、ここも吹きさらしで寒かった。結局、風を避けるところが見つからないので、鈴北岳から鞍掛峠を越えて車止めまで降りてしまった。
 静かな日本庭園で休憩できなかったのが残念だった。鈴北岳から鞍掛峠へ向かう途中で琵琶湖が見えた。空半分を黒い雲が覆い、その下で陽の光を浴びて青く輝いている景色は神秘的でとても美しかった。
 駐車場手前の空き地で、やっと弁当にありついた。下りてきた登山者が、何でこんな所でというような顔で通り過ぎていく。ここは、風もなく紅葉は美しく、車中で食べるよりは気持ちがよい所だと思ったのだが……。いつの間にか青空が広がっていた。
 この日、北海道佐呂間町で竜巻が発生していた。(田代 記)

・日 程=11月7日(火)
・コースタイム=鞍掛トンネル駐車場(9:25)〜コグルミ谷取付(9:40)〜六合目(10:40)〜山頂(11:45)〜鈴北岳(12:25)〜
        鞍掛峠(13:00)〜駐車場手前空き地(13:15)
・参加者=大塚勇三・田代妙子
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