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| 左＝樹齢320年クリの木 右＝赤兔山・大長山 |
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| 左＝ツバメオモト 右＝三ノ峰山頂から別山 |
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| 二ノ峰・石徹白の山なみ |
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| 左＝刈込池から三ノ峰 |
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花とブナと残雪があることが条件の写真山行で、三ノ峰に行ってきた。
今年は遅くに雪が降り、高い山では例年より残雪が多いようだが、2000ｍ以下の山では雪解けが早かったらしい。六本檜から見た三ノ峰も残雪が少なそうだったが、谷筋や避難小屋からの縦走路には多く残っていた。急坂が続き、遥か遠くに見える三ノ峰まで登れるか心配したが、可憐な花やブナ林、素晴らしい景観に満足した一日だった。
上小池駐車場でテント泊。樹齢320年の大きなクリの木、大きなブナの木、可憐な高山植物（何度聞いても忘れる）の写真を撮りながらなので、後続にどんどん抜かれていった。フキやイタドリ、ネマガリダケなども多く、摘む時間がなかったのが残念だった。
六本檜から森林限界を過ぎると、前方の「剱が岩」や「黒坊上平」が大きく見えて、ここを通過する辺りが一番しんどかった。この頃から雲が湧き天気が悪くなりかけてきて、三ノ峰避難小屋に着いた時はガスに包まれてしまった。山頂を踏むのは後にして、小屋で食事にした。小屋の外は風が強まり、雨が降り出した。
小屋を出ると雨は止んでいたが、山頂はまだガスの中だった。山頂を少し越えた雪渓の上で待つこと15分、別山がだんだんと姿を現した。信じられないくらいの快晴になり、まだ残雪で真っ白な白山まで見渡せた。満足して、足取りも軽く元の道を引き返した。
時間もあるので「刈込池」を散策することにした。深くて静かなブナの森は神秘的で素晴らしかった。熊が出て来そうでビクビクしながら奥に進むと刈込池があった。三ノ峰が池面に映り、とても美しかった。この森でゆっくりしていたかったが、時間がないので、急な階段を慎重に下りて駐車場に向かった。（田代 記）
・日 程＝５月27日
・コ−ス＝上小池駐車場（6：00）〜六本檜（8：24）〜三ノ峰避難小屋（11：00〜11：45）〜三ノ峰山頂（11：55〜12：20）〜六本檜（14：25）〜林道三ノ峰登山口（15：00）〜刈込池（16：00）〜上小池駐車場（16：45）
・参加者＝草川啓三・佐藤由子・田代妙子 |
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