湖北「安蔵山」
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左=尾根のブナ  右=山頂前のアジサイ
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左=ブナ疎林に踏み跡が続く  右=長雨で増水の 高時川
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 高時川に面する近江百山の安蔵山に、丹生ダム建設予定で離村した田戸から登る。
 田戸は、村道中河内―木之本線(北国街道の東側を、高時川に沿う栃ノ木峠までの脇街道)の集落で、余呉型民家が並んでいたという。
 昔、山頂に観音堂があったとのことであるが、古来から踏み込まれた参詣道や峠道とは異なり、直登型で、桟木を固定していたと思われる打込みパイプと残されたトラロープを頼りに登る。
 風がなく湿気が多いヤブ。展望や花のない急登は、写真で立止るチャンスがなく、こたえる。
 標高700mぐらいからは傾斜も弱まり、ブナ林を歩く。アジサイを見ると、すぐ三等三角点の山頂であった。
 高原状に広がるブナ林の中、奥の方にテープと踏み跡が続いていた。
 樹間に琵琶湖が浮かんでいるが、周囲の山並みは見えない。
 お昼の後、途中で汲んだ胡桃谷名水で沸かしたコーヒーの味と香りを楽しみ、山頂を後にする。
 日が射し、踏み跡も乾いてきてブナ林の中を快適に下る。
 七々頭ヶ岳から妙里山の山並みを西に見るが、高い楓に遮られて写真にならない。
 紅葉時は綺麗だろうし、落葉時は山並みが期待できると思われた。(多田 記)

・日 程=7月18日 09:45-14:50
・コ−ス=田戸〜安蔵山〜田戸
・参加者=多田 徳ほか
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