飛騨「人形山」
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左=人形山登山道  右=宮屋敷
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左=逞しいダケカンバ  右=ササユリ
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左=宮屋敷から三ヶ辻山  右=宮屋敷から人形山
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 夏山の行き先がなかなか決まらなかったので、かねてより気がかかりな飛騨の山に登りたいと提案。本と地図を持って京都を出発した。
 初日は人形山と三ヶ辻山の両方に登ることにしたが、思いがけない雨に降られ、人形山しか踏むことができなかった。
 田向から中根平まで林道を車で上がる。林道はずいぶん先に延びているようで、トラックが土砂を中根平に運んでいた。中根山荘は他に建設中の建物もあったが、人の気配がなく廃れているように感じた。
 登山口の石の標識を一歩入ると緑に包まれ、視界はないがよく踏まれた登山道が続いていた。宮屋敷を出たときは晴れていたのに、雲行きが怪しくなり雨が降りだしてきた。二度大きな木の下で雨宿りをする。雨が上がった後も濡れた草のため、蒸し暑いのを我慢して雨具を着て歩く破目になった。傘を差して歩いた人は濡れ鼠だった。鳥居のある宮屋敷と呼ばれる村界稜線に出たが、見晴らしはなかった。ここから、高山植物が見られるようになったのが唯一の慰めだった。先行していた2パーティと県界稜線ですれ違った。山頂からは何も見えず、人形山は眺望の山といわれて期待していただけに残念だった。花も少し早い時期だともっと多かったと思う。
 三ヶ辻山も踏んでおきたかったが、気乗りせず下山することにした。天気は次第に回復してきて、宮屋敷から人形山と三ヶ辻山が見渡せた。中根平の車止めに戻った時は快晴になっていた。くろば温泉で汗を流した。
平瀬のオートキャンプ場に移動。汗と泥で汚れた衣服を洗濯乾燥できたのが何より嬉しかった。(田代 記)

・日 程=7月28日(土)
・コ−ス=中根平(7:45)〜宮屋敷(10:00)〜県境稜線(11:00)〜山頂(11:40〜12:20)〜県境稜線(12:40)〜宮屋敷(13:25)〜中根平(14:50)
・参加者=大塚勇三・荒川聖一・田代妙子
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