飛騨「猫岳・大崩山(山スキー)」
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上=大崩山から槍穂高連峰  下=大崩山頂直下から望む猫岳
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 この連休は、予報ではあまり天気が良くなさそうだが、ゲレンデ練習もそろそろ飽きてきたので、天気が悪ければゲレンデ練習にするつもりで、平湯方面へ車を走らせた。早朝までは小雪が舞っていたが、取り付きの乗鞍スカイライン入り口では曇り。思い切って初の山スキー単独行に出かけることにした。

 13日はショートルートの輝山を予定していたが、どうも雪が少なそうなので、輝山へ向かうパーティーの横を通り過ぎて、翌日の予定ルートの第一尾根から猫岳を目指すことにした。スカイラインをうまくショートカットしてから尾根に入り、猫岳避難小屋で先行パーティに追いつく。
 その後は一人で先行し、いつも強風の大崩山を越えて3年ぶりに猫岳のピークに無事たどり着いた。強風にあおられながらシールをはずして、早々に下る。大崩山のトラバースはちょっと手間取ったが、第一尾根は素晴らしい斜面だった。避難小屋からうっかりルートを間違えて、スカイラインをえっちらおっちら漕ぐはめになったりしたが、今シーズン初の山スキーは非常に満足できるものだった。

 この日、強風の頂上で薄い手袋でシールはずしなどをやっていたせいか、右手の中指の先に軽い凍傷を負ってしまった。14日はどうしようかと悩んだが、夜に満天の星空を見ていると、とてもゲレンデ練習でお茶を濁す気にはなれず、久手牧場から大崩山のルートを行くことにした。

 14日は前日よりは穏やかな天気で、ずっとトレースがあったせいもあって、取り付きからちょうど4時間で無風の大崩山に到着した。コーヒーを飲んで少しゆっくりして、今日はここから下りることにした。
 前日の、第一尾根の斜面に較べると快適度はやや劣るが、気温は低くて雪質はなかなか良い。トレースを追っていたら、いつの間にか本来のルートを少しはずしていたようで、最後は久手牧場より少し西の五色ヶ原に下りてしまったが、1時間の滑りを楽しむことができた。
                                                          (松田 記)

・日 程=1月13日〜14日
・コ−ス=13日 取り付き(8:32)〜大崩山(12:15)〜猫岳(12::43〜12:56)〜取り付き(14:45)
     14日 久手牧場(7:23)〜大崩山(11:23〜11:50)〜久手牧場(12:56)
・参加者=松田仁志
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