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| 左＝男体山二合目あたりの笹原 右＝男体山、三角点のある山頂 |
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| 左＝武尊山手前の中ノ岳 右＝武尊山三ッ池 |
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| 左＝武尊山山頂 右＝武尊山から剣ヶ峰山を見る |
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| 妙義山駐車場から白雲山を見る |
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| 左＝妙義山「大の字」の鎖場 右＝第二石門 |
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| 趣味登山会の津田美也子さんから、日本山岳会の同期会「日光学習院光徳小屋集会」（上州武尊山）にお誘いいただいた。山よりも学習院光徳小屋に心惹かれてぜひご一緒させていただきたいとお願いした。 車で行かれる津田さん達と出発の日程が合わなかったので、遅れて12日の夜行バスで後を追うことにした。光徳小屋に13日17時に集合だったので、男体山を登ってから小屋に向うことにした。 ９月13日（土）日光「男体山」 時間の都合で二荒山神社から往復とした。男体山は二荒山神社のご神体山で、入山料500円を納め、鳥居をくぐって登り始める。三合目から四合目まで舗装された車道歩きになるのが残念だったが、標高差1200ｍは笹原・樹林帯・ガレ場と変化に富んだ美しさで、急坂の疲れを忘れさせてくれた。山頂はガスがかかり、中禅寺湖や雄大な展望を見ることができなかった。「降水確率50％ですよ」と数人の登山者が教えてくれた。何か作業中の人達も下山を始めた。四合目まで降りたところで強い雨が降り出した。傘を差したが裾はずぶ濡れになってしまった。バスで光徳温泉に移動する。光徳は、不思議なことに雨は降っていなかった。乳白色の光徳温泉でリフレッシュして、光徳牧場の奥にある学習院光徳小屋に向った。美しい林の中を20分歩いたところに、ひっそりと学習院光徳小屋は建っていた。全国から30名が集まり、賑やかに夜は更けていった。夜は雨が降り続いていた。 ・参加者＝田代単独 ・コース＝二荒山神社（9：00）〜男体山（12：15〜12：55）〜二荒山神社（15：00） ９月14日（日）上州「武尊山」 上州武尊山には、武尊牧場から往復であった。冬はスキー場になる牧場は、牛が放牧されていて、のどかな風景が広がっていた。爽やかな青空が広がり、ゆっくり動くリフト上は寒いくらいだった。牧場から、なだらかな長い尾根歩きが続く。美しいブナ林と、避難小屋からは栂（樅かも）の林になる。日陰で助かるが、登山道はぬかるみが多く歩き難かった。鎖場を過ぎると見晴らしも良くなり、高山の様相になってきた。山頂は、山の奥深さ、雄大さを実感する360度の大眺望だった。十分に展望を楽しんで下山となった。ゆるやかな尾根は下山にも時間がかかった。余韻の残る、とても良い山行だった。今日中に帰る方が多く、駐車場で解散となった。私たちは次の山、妙義山に向かった。 沼田市白沢町「望郷の湯」で汗を流し、妙義山道の駅でテントを張った。夜、雨が降っているのも気づかないくらい熟睡していた。 ・参加者＝田代ほか25名 ・コース＝武尊牧場（9：00）〜武尊山（12：30〜13：05）〜武尊牧場（16：10） ９月15日（月・祝日）上州「妙義山」（中間道） テントを出ると、目の前に険しい山容の白雲山が聳えていた。今朝は曇り空で、青空ならどんなに美しいだろうと思った。チラシの登山マップには危険と鎖マークがいたる所についていて、まさかこんな所を登るのだろうかと不安に駆られる。今回は「大の字」と中間道だと聞いてホッとした。妙義神社は台風で損壊して修復中だった。神社の案内板に行方不明者の貼り紙があった。「大の字」に向かう岩場は昨夜の雨で滑りやすくなっていて、初っ端から緊張する。「大の字」の登りも下りも、かなり緊張した。辻から奥ノ院まで登る。大きな岩穴は女人禁制ではないかと思い中には入らなかった。上部に伸びる鎖はガスの中に見えなくなっていた。辻から別の鎖場を通って第一見晴らしの中間道に下りた。名前の通り素晴らしい見晴らしだった。中間道は、最初はアップダウンが多い単調な道だが、次第に細い尾根につけられた階段、岩壁の下の道、大砲岩や四つの石門の奇岩と、実に面白かった。 道の駅の山手にある「もみじの湯」で汗を流し、妙義山を後にした。途中、駒ヶ根高原菅の台駐車場にテントを張り、一泊して京都に戻った。その夜も雨だった。 ・参加者＝田代ほか３名 ・コース＝妙義山大鳥居（８：30）〜大の字（９：30）〜第一見晴（11：10）〜大砲岩（13：30）〜妙義公園管理事務所（14：20）〜 道の駅駐車場（15：40） （田代 記） ・日 程＝９月13日〜16日 |
