湖西「駒ヶ岳」
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左=落葉した稜線  右=駒ヶ岳
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明神池
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百里ヶ岳
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 先週の例会「駒ヶ岳」は雨で中止にしたが、どうしても行きたかったので個人山行で行くことにした。公共の乗り物では不便なので車で行った。
 古い地図に載っていない林道が横谷峠を越えていることは、山仲間の住吉さんから聞いていたが、横谷まで新しい車道ができていたことや、紅葉の時期に日曜日のみ臨時のバスが5往復出ていたのには驚いた。この地域は「高島トレイル」として、地元の人達が相当な肝いりでツアーを組んでいるらしい。稜線では短い間隔で「トレイル」と印字されたビニールが強く枝に括りつけられていて、自然を売り物にしているなら表示方法をもっと配慮すればよいのにと腹がたった。
 横谷峠の登山口は、林道工事で寸断されたためにルンゼのような取付だった。尾根も稜線も、ずっと落葉の絨毯でとても風情があった。天気は雨が降ったり陽が射したりと目まぐるしく変り、傘を差して歩いた。明神池は落葉が埋まって小さく見えた。葉を落としたブナ林は雨で濡れているためか寂しげだった。ちょうど12時に駒ヶ岳に到着、昼食とした。ガスの切れ間に三十三間山の山並みが眺められた。山頂から与助谷山まで、稜線から見える裾野の紅葉が美しかった。百里ヶ岳もガスが晴れて、美しいシルエットを見せてくれた。与助谷山から落葉に隠れた枝を踏み、何度も滑りそうになりながら木地山へ下山した。
 今日は誰にも出会わなかった。臨時バスの出る明日は多くの人で賑わうのだろうか。いつまでも自然のままであって欲しいと切に願う。
                                                           (田代 記)

・日 程=11月22日
・参加者=荒川聖一・竹内康之・松田仁志・佐藤由子・津田浩二・田代妙子
・コース=横谷峠(9:30)〜明神池(11:00〜11:15)〜駒ヶ岳(12:00〜12:50)〜与助谷山(14:00)〜木地山バス停(14:40)
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