第5958回 A 和歌山「高野山」(街歩き) 

金剛峯寺門前集合写真

 初めての試みで京都を出て和歌山の高野山へ。車5台に分乗して最初の訪問場所『壇上伽藍』へ空海が816年最初に諸堂を建てた重要な場所で、中門から入って堂内の建物を紹介していった。密教思想に基づく曼荼羅の世界観を具象化している。鳥羽法王の菩提、六角経堂で基壇の把手を回転させ一切経を読んだ気分に。大師が唐から投げた三鈷杵が引っかかった松。鮮やかな朱色の根本大塔は金剛界を表す浄土の世界が広がる。拝観料を収めて金剛峯寺に入った。秀次自刃の間、武者隠しのある上段の間。雄と雌2匹の龍を見立てた石が並んだ幡龍庭。京都白河の砂で雲海が描かれている。徳川家霊台まで歩いた。午後奥の院をゆっくり見るため、ドライバーさん5人に車を取りに行ってもらった。待っている間、徳川家霊台と北条政子と貞暁に関わる五妨寂静院の門前まで行った。奥の院の入口一の橋から御廟のある場所まで片道約2kmを歩く。名だたる武将の墓、供養塔が並んでいる。死闘を繰り広げた武将達がここで対立をリセットし和解を得て眠っている。御廟橋を渡り弘法大師御廟へ、ご入定以来今も永遠の命を持って瞑想を続けられている大師様の御利益を賜って帰路についた。

・日 程=2024年6月14日(金)晴れ

・リーダー=一瀬  サブリーダー=斉藤

・参加者=23名

・コース=竹田駅(7:30)=霊宝館駐車場(10:00)~(10:05)壇上伽藍(10:45)~(10:55)金剛峯寺(11:48)~(11:57)金輪公園(昼)(12:20) ~(12:30)徳川家霊台~(12:50)一の橋駐車(13:00)奥の院~(14:00)御廟橋~(14:20)水向地蔵~(14:42)奥の院出口(中の橋)~(14:55)一の橋駐車場=竹田駅(18:30前後)