第6029回 B 湖北「小谷山」(一般)










河毛駅を一歩離れると湖北の長閑な田園風景が広がっている。450年前、織田信長や浅井長政ら3万5千人余りが活躍した「戦国時代」を感じる山登りであり、取り付きの「追手道」看板から番所、首据石、桜馬場と順番に辿り登って行く。本丸跡は樹木が大層生い茂っており、もはや戦場の痕跡はない。ただゴロゴロ石があちらこちらに散らばっていた。往時も変わらず石はここにあり、城郭に使われていたか?はたまた慌て者の武者が逃げるときに躓いたか? 午後は虎御前山である。全山「虎御前山古墳」跡があり、山頂には「木下秀吉陣地跡」の石柱が立っている。「むざんやな甲の下のきりぎりす」の句が似合うか?湖北の戦場。 (中村 記)
・日 程=2025年4月9日(水)晴れ
・リーダー=中村
・参加者=9名
・コース=JR京都駅=JR河毛(かわけ)駅(9:00)~小谷城入口~(10:20)桜馬場~小谷城跡~(11:30)小谷山(△・494.6m)~福寿丸跡~(13:20)虎御前山河毛登山口~(13:50)虎御前山(・224m)~虎御前山中野登山口~(15:00)JR虎姫駅