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左=ほうらい岩より播州の山なみ 右=根回り9.5mの大杉 |
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笠形山山頂 |
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以前、兵庫県の氷上郡に住んでいた時にこの山には登った筈だったが、今回行ってみて全く初めての山のような気がして(何も覚えていない)情けなかった。
この時期、播州市川の寺家集落には沢山のミツマタの黄色い花が咲き誇っている。登山口の駐車場から、林道を歩くこと約1時間で笠形神社に着く。拝殿と本殿の手の込んださまざまな彫刻もさることながら、すぐ横の山林にある根回り9.5mの千数百年の大杉には圧倒される。昭和の大修理の際、国宝姫路城の心柱に使われた樹齢650年の大檜の切跡を見て山頂に向かう。939mの山頂は、一等三角点で360度さえぎるもののない素晴らしい展望。昼食後、883mの笠の丸まで引き返し、ほうらい岩を見て仙人滝へ降りる。しかし、悲しいかな冬枯れ時の雨量の少ない谷にはわずかな水量しかなく、滝の体をなしていなかった。ミツマタ群落のある長い林道を下り、フキノトウを探しながら登山口駐車場に戻る。(加来 記)
・日 程=4月3日
・コース=登山口駐車場(9:40)〜笠形神社(10:40)〜笠形山(12:00)〜仙人滝(14:30)〜登山口駐車場(15:30)
・リーダー=加来繁幸
・参加者=11名 |
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