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左=マキノスキー場全景 右=山頂からの滑降 |
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大谷山山頂で記念撮影 |
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左=寒風峠から谷へ滑り込む 右=南東面のシュプール |
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山行の3日前(2月2日)、マキノに大雪が降った。雪害で自衛隊に派遣要請が出されるほどの豪雪だった。マキノスキー場の積雪は180cmに跳ね上がった。
多くの家族連れと小学生で賑わうマキノスキー場から寒風峠をめざした。スノーシューの跡はあったが、スキーはなかった。藪に悩まされることなく寒風峠に着いた。積雪が多かったからかもしれないが、大谷山に何度も山スキーに来ているOさんのコース取りが上手かったからと思っている。直下のブナ林が綺麗だった。登り始めの頃は薄日の差す曇空で稜線もよく見えていたのに、寒風峠ではガスに包まれた。正午なので、ここで昼食とした。静かな峠だったのに、ガスの中から何組みものスノーシューパーティーが現れた。既に大谷山を踏んで戻って来たらしい。
シールを外し、待望の滑降である。ここ一番という斜面は、ガスの中をアッという間に滑ってしまった。鞍部でシールを貼って、山頂へ向かう。誰もいない静かな山頂だった。ガスも上がって、稜線や三重岳・雲谷山も見渡せるようになってきた。記念撮影をして、早々に引き返す。シールを外して滑降。鞍部でまた貼って、寒風峠に登り返す。このコースはシールの張りなおしが多く、面倒なのが難点である。やっと、青空が広がってきた。真っ白い斜面と青い空のコントラストが美しかった。
寒風峠から南東面の沢に滑り込む。斜度・雪質最高! ここも、Oさんの参加がなければ、滑ってなかっただろう。シールを貼って、登り返す。
ブナ林から藪に突入。スノーシューで踏み荒らされたせいもあって、下部の滑りは難儀した。スキー場はまだ多くの子供達で賑わっていた。
来て良かった。心に残る山スキーになった。(田代 記)
・日 程=2月5日
・コース=マキノスキー場駐車場(9:30)〜スキー場トップ(10:25)〜寒風峠(12:15〜13:00)〜大谷山(13:30〜13:45)〜
寒風峠南東面滑降(14:20〜14:55)〜マキノスキー場駐車場(16:10)
・リーダー=田代妙子
・参加者=7名 |
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