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左=登山口 右=高屋山への入口 |
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山頂で記念写真 |
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小津権現山山頂 |
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いつものように、「ぶなクラブ」ご用達の京都バスのマイクロバスに22名が乗り込んで賑やかに出発。木地師の里として有名な小津集落を通過し登山口に着く。「白山権現社」の鳥居をくぐって林道を行く。足元にはイワウチワやカタクリの葉が群生しているので春の新緑の山を想像してみる。自然林の美しい雑木林のなか、ジグザグに高度をあげて956mの高屋山を踏む。前衛峰が見えてくる。
今日は、大型で発達した台風16号が接近中とかで、その影響なのか蒸し暑い。熱帯低気圧の湿った重も〜ィ空気がドヨ〜ンと山中に充満していて本当にクソ暑い。そよ〜の涼風がないのでサウナに入っているようで、汗がポタポタしたり落ちる。「山頂まであと1km」の標識を見て、さぁ〜頑張ろうといったん大きく下って、また大きく登り返して行くが、その山頂の遠かったことと言ったら。蒸し暑さと疲労感などから、熱中症や脱水症などのカラダの不調を訴える人が続出。普段健脚で知られている人も、シンドイとコンデションの悪さを訴える。山頂付近のブナ林の美しさを楽しみにしていたサカモトも、耐えがたき蒸し暑さに耐え、忍び難き膝の痛みを忍び、おまけにヒルの存在に怯えの三重苦。またぞろ「キョウコ」が「狂子」になる寸前のところで二等三角点。大権現白山神社の小さな朽ちかけた祠のある小津権現山(1158m)に着いた。長い休憩も含め、登り約3時間の行程は、予想以上に手ごわい山であった。小津三山の花房山・雷倉、奥美濃の連綿の山なみは眺望できたが、期待していた白山や御岳山・能郷白山などは、どんよりしたうす暗い雲の空の彼方であった。広い山頂で寛ぐ。祠をバックに記念写真を撮る頃には、みんな元気になっていた。
往路を下山した。ツルリンドウの実、ホツツジ・ツリフネソウが咲いていた。 |
・日 程=9月16日
・参加者=22名
・リーダー=千田博之/サブリーダー=堀田昌子
・コース=白山権現山登山口(9:40)〜高屋山(11:10)〜小津権現山(12:30〜13:20)〜下山口(15:20) |
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