五月晴れの下、汗ばむほどでもない丁度良い気候の中鷹峯の散策が出来た。本阿弥光悦が一族と伴に工匠、豪商らと移り住み55件もの建物が並び芸術村と言われたこの辺りも、当時の面影は想像してみるしかない。日蓮宗の熱心な信者で自ら法華題目堂を建て、後に本阿弥一族の菩提寺とした光悦寺を拝観する。緑の木立が印象的な参道を通って中へ、光悦垣を見ながら奥へ進むと鷹峯三山(鷹ケ峯 鷲ヶ峰 天ヶ峯)が目の前に並んでいる。天ヶ峯は少し遠いがこの後、正伝寺に行く道の高台でこの三山を見るビューポイントがあった。他のお寺もそれぞれ趣があって拝観出来れば良いのだが、有料拝観は一日2回までと思っているので見学出来る所だけを見てもらった。正伝寺は少し山を登った所にあって、比叡山を借景とし、石ではなくサツキで七五三を表現した「獅子の児渡し庭園」。デビッドボウイも涙したらしい、ひっそりとした庭と血天井が見所、庭を眺めながら暫く座り込んだ。大田垣蓮月の神光院、大宮交通公園では御土居跡を登って歩くことが出来た。最後の今宮神社では玉の輿の桂昌院ばかりではない案内の補足をS氏とNK氏にしてもらって終了した。
(一瀬 記)
・ 日 程=2024年5月17日(金)晴れ
・ リーダー=一瀬 サブリーダー:斉藤
・ 参加者=21名
・ コース=北大路(10:15)=(10:37)鷹峯源光庵前~(10:40)圓成寺(11:00) ~(11:05)光悦寺(11:27)~(11:30)源光庵(11:36) ~(11:40)常照寺(11:55)~(12:20)公園(昼食)(12:57) ~(13:08)正伝寺(13:28)~(13:43)神光院(14:03) ~(14:15)大宮交通公園(14:30)~(14:45)今宮神社(15:08)解散
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