鈴鹿「天狗堂」
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 坂本記者の特派員報告!
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 ワタクシ事ですが、私、沢歩きって言うんですか、沢登り、始めての経験でした。「ロッジ」でモンベルの沢シューズを買って、ドキドキワクワクで今日を迎えました。今まで沢をしなかった理由は、ヌルッとした岩に足をとられ、スッテンコロリと転倒して以来の苦手意識があったことと、川の流れの音が好きではなく落ち着かないからというものでした。「沢は涼しくっていいよ〜」と誘われても、わたしは尾根歩きのほうがいいと避けていたのです。
 広い川原からスタートです。チャボチャボと流れに逆らって進みます。段々狭まってきて谷に入ります。周りは薄暗い感じとなり、やがて滝が現れたり水深くなって膝まで浸かったり、直登出来ずに廻り道をしたり……と、目の前に現れる沢の様相にどう対処するか、早急な決断と行動が求められます。ひとつクリアして「ホッ!」、またひとつクリアして「ホッ!」の連続で、いやぁ〜、沢登りって面白いじゃん!と叫んでおりました。圧巻は「パンツが濡れる」のを覚悟で直進する時。一度経験すると、快感になり病みつきになるという先輩諸氏のお言葉どうり、私もしっかり快感を覚えました。パンツが濡れる快感もさることながら、パンツが乾いてゆく快感もまた何ともいえないモンがありました。
 「天狗堂」は以前尾根歩きで頂上に達しています。青い空をバックに記念撮影。尾根もいいし沢もいいと大満足でした。ただし、何という不幸か、登りも下りもヒル・ヒル・ヒルの被害に全員パニクって半狂乱、それは悲惨なものでした。「鈴鹿はもうコリゴリ」と半ベソをかいている人もあったくらい。
 ワタクシ的には、パンツが濡れたり乾いたり、ミミズのように大きいのから糸のように細いのやらのヒルのバリエーションを知ったりと、とても印象深い山行きのひとつとなりました。

・日程=9月23日(祝・金)
・参加者=11名
・リーダー=千田博之
・コース=君ヶ畑〜御池川支流瀬川谷〜天狗堂〜君ヶ畑
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