比良「コヤマノ岳」
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 坂本記者の特派員報告!
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 「三寒四温」とはよく言ったものです。一雨ごとに春が近づいてくる気配が感じられます。「コヤマノ岳の美しい樹氷を見に行きましょう」という、谷口リーダーの「比良シリーズ」でしたがこの日は時遅し。樹氷は見られませんでしたが、青空にポッカリ浮かぶかのようにあの「白山」と「御岳山」が展望できました。何とラッキーだったことか! いかに快晴の春らしい穏やかな登山日和だったかが解るでしょ!
 イン谷口から神爾谷の道を行き北比良峠を目指します。シャーベット状の雪道をザクザクとアイゼンを効かせながら登ります。暖かいを通り越して暑いの感覚に、夏山と変わらないくらいの汗が流れます。紺碧の空に眩しいほどの陽射しはもう完全に春で、木々の芽吹きは「秒読み状態」というところかしら? 何度か沢を渡り、直登の雪道を喘ぎあえぎでしのぎながら約2時間半頑張って、11時10分に峠着。もう少し先の登り切った展望のいいところでランチタイムとしました。
 予定を変更して午後から登る「カラ岳」が目の前にドカ〜ンです。風もなくポカポカ陽気でシアワセ度100%です。腹八分目にしておくつもりだったのに、次から次と差し入れがあって、結局いつものように腹十二分目(?!)。よく喋りよく笑いよく食べる頂上でした。さぁ〜、出発。いったん下って上り返します。電波塔のある「カラ岳」から「釈迦岳」へ向かう途中で、天空に浮かぶかのように「白山」が眺められ、その斜め後方になんと、「御岳山」が視界に飛び込んできました。信じられない!!! 比良から両山を展望するのは初めての経験でした。なんと幸運な日\(~o~)/(^^♪と喜び合いました。「釈迦岳」への道のりも上々の気分で雪山賛歌でした。
 とはいえ、私はよっぽど雪道歩行が下手なのか、「穴ボコがあるから気をつけなきゃ」と思っているのに、ズボッ!と穴にはまってしまいます。上半身を反らして身動きがとれずにいる私に「サカモちゃん、“イナ・バウァー”じゃなくって“アナ・バウァー”やな〜………」って声が掛かりましたわ。ウマイ!!! 座布団5枚!!! 下山のリフト道も、何回も見事な「アナ・バウァー」を披露することになりました(笑)。
・日 程=3月5日
・参加者=13名
・リーダー=谷口正俊
・コース=JR比良駅(タクシー)→イン谷口(8:45)〜神爾の滝〜北比良峠(11:10)〜カラ岳〜釈迦岳〜
     リフト道(15:45)〜JR比良駅
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