左上 牧場上部、時々陽がさす時もあったのだが 右上 四阿山山頂 左中 待望の滑り 右中 美しい樹氷 左下 目指す根子岳 右下 山頂から四阿山 |
 |
 |
 |
頚城「乙妻山」は雪不足と調整不足のため、行き先を変更することにした。とはいっても、何処も雪不足。そこで、以前から憧れていた上信越方面を調べてみると、そこそこ積雪のあることが分かったので決めさせてもらった。
2月10日(土)移動日 (快晴)
サブリーダーは仕事でよく来られていたそうで、ガイド付きのドライブ気分だった。10時に京都を発ち、岡谷ICで高速を降り、中山道を通って菅平に向かった。信州上田は春のような陽気だった。真田温泉「ふれあいさなだ館」に15時45分到着。温泉に隣接されているグランドの駐車場で二晩泊まらせてもらった。
2月11日(日)四阿山(雪)
昨夜からの雪は小降りになっていた。雪道を30分程で「あずまや高原ホテル」に到着。登山者の為に大きな無料駐車場が設けられていた。細い林道から広い牧場を通り、樹林帯へ入る。ヒラヒラと粉雪が舞い、形のままに凍りついた樹氷が美しかった。京都の底冷えも応えるが、ここの寒さはもっと厳しかった。白樺林からシラビソに植生が変わると、風がますます強くなった。ガスで見晴らしが利かなかったが、標識で稜線に出たことが分かった。僅かで山頂に到着。山頂も標識と祠がなかったら分からないところだった。眺望がなく唯一心残りとなった。
サラサラの何とも不思議な雪質だった。見晴らしが良ければ快適な滑りが楽しめたと思うが、トレースを外さないように右往左往しながら広い牧場に戻った。牧場に出る前の白樺林と、駐車場までの笹の出た細い林道の滑りに難儀した。
2月12日(月)根子岳(快晴)
今日は朝一番のリフトに乗ろうと言っていたのに、目覚めたのは6時半だった。放射冷却で車はバリバリに凍っていた。30分ほどで、奥ダボススキー場に到着。根子岳はゲレンデの延長みたいに、すぐ目の前に広がっていた。ヘリコプターが何回も頭上を飛んで煩わしかった。2時間で山頂に到着。昨日登った四阿山がすぐ隣にあった。下りはコースを外れて新雪を滑ったが、呆気なく終了した。
12時40分に奥ダボススキー場を発ち、往路のとおり中山道を走り、岡谷ICから高速に入った。米原で渋滞に巻き込まれたのが残念だったが、20時15分京都に着いた。
「こんなもんでエエな〜」と誰かは言っていたが……。念願は叶ったが、なだらかな山容に拍子抜けだった。樹氷は美しかったが、巨木が少ないので物足りない。(田代 記)
・日 程=2月10日(土)〜2月12日(月)
・参加者=3名
・リーダー=田代妙子/サブリーダー=山崎大造
・コース=四阿山 あづまや高原ホテル(7:45)〜山頂(11:45〜12:15)〜あづまや高原ホテル(13:35)
根子岳 奥ダボススキーリフト上部(8:55)〜山頂(10:55〜11:55)〜スキー場駐車場(12:15)
真田温泉「ふれあいさなだ館」 入浴料=400円
|
|