若狭「寺山」
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左上=寺山(右)と西峰、学校と長継寺も見える  右上=麓で道を尋ねるリーダー
左下=ナツエビネ  右下=寺山山頂
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 横田さんの、毎度お馴染み藪こぎ例会に、迷いに迷って締切日に参加を申し込んだ。低山で残暑が厳しいため、たぶん他に参加者はないだろうと思っていたが、やっぱり誰もなかった。その後申し込んで来られた垂澤さんと三人で、汗だく薄汚れになりながら自然と親しんできた。
 何の資料もないので、まず稲刈りをしている女性に尋ねると「昔はあったが、よく分からないので長継寺で聞いてみたら」と言われた。長継寺の女性に尋ねると「昔はあったが分からない。以前も登りたいという人が来ていたが……」と言われた。
 リーダーは、寺山の東の林道終点にある建屋(炭焼小屋だった)から鞍部に乗るほうが容易に取り付けそうだと言われるので、車は長継寺門前に置いて車道を歩いた。トラクターに乗った男性に尋ねると「炭焼小屋と長継寺裏から登れたが、道はなくなっているかもしれない。炭焼小屋でもう一度尋ねて、必ず尾根を登るように。昔は山頂からの眺めは素晴らしかった」など、いろいろと教えて下さった。炭焼小屋の人も物好きやな〜といった感じでニコニコして話しかけて来られた。    「昔は山頂でも炭焼きをしていたので、道はうっすらと付いていると思う。山頂からの眺めは素晴らしかったが、今は木に登らないと駄目かも」とのこと。
 その道もすぐに見失い、尾根をぐんぐん登っていった。蜘蛛の巣だらけで、大きな蜘蛛にギョッとさせられることもあった。北東尾根に合流すると、またうっすらと道のようになり歩きやすくなった。藪の中にナツエビネが咲いていた。草ボーボーの広い山頂なのに、リーダーは迷うことなく吸い寄せられるように三角点を探し当てた。見晴らしは全くなかった。木漏れ日を受けて、昼食にした。
 西峰も広くて見晴らしはなかった。リーダーは地図と磁石を頼りに躊躇なく降りて行かれる。地図ではなだらかそうに見えるがかなり急だった。枝を掴んで慎重に下る。斜度が緩くなり、浅い沢沿いを進む。広々としてきてクリの木とヤブランが目についたら、学校の裏庭だった。素晴らしい、ドンピシャだった。楽しかった!
 時間があったので、「美浜原発」と「もんじゅ」を見に白木までドライブした。白木を後にした頃から強い雨が降り出した。帰りに、海岸から美しい姿の寺山を撮るつもりでいたので、叶わず残念だった。(田代 記)

・日 程=9月9日
・参加者=3名
・リーダー=横田和雄
・コース 長継寺(9:30)〜炭焼小屋(10:05)〜寺山(11:40〜12:30)〜西峰(13:00)〜学校(14:15)〜長継寺(14:30)
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